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2012年02月02日

トルコ旅行記 5日目

【首都アンカラへ】
日本人でトルコの首都がイスタンブールと思っている人がいそうだが、首都はアンカラである。
この日はアンカラからイスタンブールで国内線で移動するため早めの出発となった。途中でトルコで2番目の大きさのトゥズ湖に立ち寄ったのだが、この湖は塩の湖と言われるだけあって塩分濃度が非常に高く、夏場は真っ白になるらしい。
そういえばバスの中でガイドさんがヨーグルトもチューリップも絨毯もトルコが発祥の地であり、ブルガリアやオランダ、ペルシアじゃないんですよと何度か言っていたが、それを聞いてトルコって宣伝下手だなぁ〜と思っていたらガイドさんも同じことを言っていた。

【偉大なるかなアタテュルク】
このツアーでエフェソス、パムッカレ、カッパドキアと言うなれば田舎の方を巡ってきたがアンカラはさすがに首都だけあって都会って感じ。

ここではアタテュルク廟を見学したのだが、このアタテュルクという人は歴史の教書くらいで名前だけは知っていたが、今回改めて凄い人であることが分かった。特に自分が感銘したのはイスラム世界にあって政教分離を見事にやってのけ、且つ欧米列強から独立を勝ち取り、トルコ語を整備し、しかもイスラム教もキリスト教も共存するという文化を作り上げたことである。アタテュルクはトルコ人からは本当に愛され尊敬されている偉人だが、歴史上でもこれほどの人は稀有だなと思った。ちなみに自分は帰国してからアタテュルクの伝記を買った次第である。数あるトルコツアーでも意外とアンカラを回るツアーが少なく、改めてアンカラに来てよかったと思った。

【ヒッタイトをご存じですか?】
アタテュルク廟の後はアナトリア文明博物館へ。
この博物館はヒッタイト王国にまつわる遺跡が陳列されているのだが、ヒッタイトという国は世界はじめて鉄を使った文明で当時青銅が主流だったエジプト王国を破ったことで歴史好きには有名な文明なのである。

【そしてイスタンブールへ】
アンカラでは飛行機が少し遅れたが、1時間も掛からずイスタンブールに到着。なんやかんや言ってもやはりトルコと言えば、いやヨーロッパといえばイスタンブールでしょってくらいの壮大な街なだけに明日からが楽しみだと思いつつ、クラウンブラザオールドシティという外資系の綺麗なホテルで爆睡。

4日目の感想は、「偉大なるかなアタテュルク」

Posted by GAMMARAY at 13:46 | Comments (0) | TrackBack

トルコ旅行記 4日目

【満喫カッパドキア】
カッパドキアでは気球乗れるオプショナルツアーがあり、1人2万円くらいと割高だが我々も申し込んで見た。しかし残念ながら天気は良かったものの風が強いということで催行されず、特に他のツアーメンバーが残念がっていたが、まぁ天気が原因ではしょうがない。

この日はカッパドキアの奇岩群を巡る予定で今回のツアーの楽しみの1つである。
まずギョレメ野外博物館に入り、当時の権力者の弾圧から逃れたキリスト信者らが身を隠していたという名残がそこかしこに見られた。カッパドキアはトルコでも内陸の中央アナトリアに位置するため冬は非常に寒く周りに木々も少ないため、当時はとても過酷な生活であったと偲ばれる。
ここの売店ではカッパドキアのクマのぬいぐるみを購入したのだが、どうも前回の欧州旅行以来、旅先でガイドブックとご当地クマを買うのが習慣になっている(^^;
ランチは洞窟レストランでマス料理を食べたのだが、どうもデザートだけは慣れない。

野外博物館の後はゼルベの谷、ウチヒサール、鳩の谷、ラグダ岩、3姉妹の岩などを回ってカイマクル地下都市へ。この地下都市も世間から逃げてきた人が最大で5000人も住んでいたそうだが、中に入ってみるとただの長ーい洞窟なようで、生活するために実にうまく工夫されていて感心することも多かった。途中カシミアで有名な地域に立ち寄ったので実家の母へのお土産でカシミアのショールを買って帰った。
「1枚7000円だが2枚なら10000円、3枚なら15000円」と店員さんが言っていたが、一緒にいたガイドさんから3枚が安くなってないよとツッコまれて3枚で13000円になった(^^)
それにしてもトルコの店の方は日本語がうまい!片言程度の人も多いがそれでもなにかしら日本語が通じるところが凄い。ガイドさん曰くこういったお店の人は日本語だけじゃなく中国語、ハングル語、英語、ロシア語、ドイツ語など何かしら客に合わせて話すそうで、それじゃなと仕事がやっていけないんですよということだった。なるほどね〜。

【トルコ人はセールスがうまい】
一通り観光を終えた後は希望者だけがトルコ絨毯の店に行くことになった。この旅行会社の良いところはこういったツアーでは当たり前のお店詣を選択できるようになっていて、トルコ石の店には我々は行かなかったのだが、トルコ絨毯は工房を見学できるということで我々も行くことにした。
ガイドさんもトルコ絨毯はペルシア絨毯と違って二重縫いなので時間も手間も掛かる分だけ品質がとても良いと言われていたが実際に編んでいる様を見ているとこりゃ気が遠くなる作業だと実感。

見学した後は恒例の販売が始まったのだが、まぁなんというトルコのジャパネット高田さんみたいな人が出てきてとてもうまく喋り、付き添い販売員も日本語が上手でうまく乗せてくるので、玄関マットくらいのシルクの絨毯を買ってしまった。まぁ気球ツアーが流れたことで資金に余裕があったこととトルコブルーでシルクの絨毯があまりに美しかったというのもあったが。

4日目の感想は、「カッパドキアは1度はくるべし」

Posted by GAMMARAY at 13:32 | Comments (0) | TrackBack

トルコ旅行記 3日目

【旅先ならではのトラブル発生!】
この日はパムッカレからカッパドキアまで600kmほどもバスで移動するため、ゆったりパスがうれしいと呑気に構えていたら、なんと途中でバスが故障してしまったのである。確かにトルコの道路は日本ほど舗装されていないので、よくガタガタと揺れるなぁ〜と思っていたがやはり。
しかしここは添乗員さんやガイドさんが色々と善後策を練ってくれて、すぐ後ろで同じ旅行会社の別のツアーバスが来ているということで、途中からそちらに便乗させてもらうことになった。こちらはゆったりバスではなく普通の4人掛けバスだったが、感謝感謝である。

途中コンヤというセルジュクトルコの首都の街で降りて、メヴラーナ霊廟を見学した。
ガイドさん曰くメヴラーナ教は世界で最も人にやさしい宗教ということで、礼拝よりも人助けを重視し、他の人から殴られても殴り返してはいけないんだそうだ。白い服を着てクルクルと回りながらお祈りをすることでも有名らしい。
自由時間でしばらく散策していたら大きな液晶ディスプレイにメルヴァーナ教徒のCGキャラが動いている什器が置かれていて近寄ってみると、なんとKinectと連動して訪問客に合わせてCGキャラが動作する仕組みになっていることに気付いた。こんなところでもさりげなくKinectが使われているとは(^^)
コンヤで代わりのバスが来たのでまたそちらに乗り換えて出発!

【カッパドキア到着】
ということで途中数回の休憩を挟んで計6時間ほどバス移動したところでカッパドキア到着!
ホテルは少し前に完成したらしいダブルツリー バイ ヒルトン。このホテルはさすがにヒルトン系だけあって到着後早速ウェルカムドリンクが振る舞われたり、部屋の内装も綺麗で広く申し分のないレベルだった。

3日目の感想は、「トラブルもツアーで行けば怖くない」

Posted by GAMMARAY at 13:10 | Comments (0) | TrackBack

2012年01月31日

トルコ旅行記 2日目

【まずは古代遺跡エフェソスへ】
さて実質観光初日の今日はギリシャ文明の古代遺跡エフェソスへ。
トルコというとイスラムってイメージが普通だと思うが、長い歴史の中ではギリシャ領であったり、ローマ領であったりと色々な文化圏の国が統治していたこともあり、多様な遺跡が混在している国でもある。
ここエフェソスはギリシャ文化の遺跡で、劇場や図書館、泉、円柱、ハドリアヌス神殿などまさにギリシャって感じで、アルテミス、アフロディーテ、メドゥーサなどギリシャ神話が色んなところにあらわれてなかなかに壮大な遺跡だった。
この日は雨が降っていたのが残念だが、ガイドさん曰く、この時期はかなり遺跡訪問客が少ないようで、夏場などは撮影スポットはには人が群がって撮影もできなくなるそうだが、この日はどこでも撮り放題だった。
ここではエフェソス博物館にも入ったのだが、自分は博物館系は好きなので色々と珍しいものが見れて楽しかった。ここだけを見るとトルコというよりギリシャにいるような感じだったけど。

【ポカポカ温泉のパムッカレ】
続いて向かったのが石灰棚で有名なパムッカレ。
以前クイズ行ってQという番組で森三中がここの野外温泉につかっているシーンを見たが、現在は環境保護のために湯量を調整しているとのことで観光客が入れるところは一部の場所だけだったが、我々も靴を脱いで少し入ってみた。
できれば温泉にどっぷりと浸かってみたい気にもなったが、それでも石灰で形造られた石灰棚の眺めは格別!
ガイドさんは日本に3週間ほど観光に来た時に秋吉台に行ったそうで、あそことパムッカレは良く似ていると言っていた。中学の修学旅行で萩には行ったが、秋吉台に行かなかったことが今更ながら悔やまれる。
この日はこのままパムッカレで一泊し、夜はビュッフェスタイルのディナーだったのだが、ここまでのご飯でどうもアレ?って思ったのがトルコ料理。
どうもトルコ人は辛い、酸っぱい、甘いがはっきりとした料理が好きと言うことで、ヨーグルトなどは酸っぱく、デザートはとにかく甘い、甘すぎる!!結局旅行中色々なデザートが出てきたけど、自分たちを含めてツアーメンバーは誰もデザートはまともに食べていなかった。別に美味しくないってことではないが、まぁ味覚の違いってのはなかなか越えられない壁ってことで。

2日目の感想は、「多様な文化が混在した不思議ワールドがトルコの魅力」

Posted by GAMMARAY at 16:58 | Comments (0) | TrackBack

トルコ旅行記 1日目

1月の後半から8日間のトルコ旅行に行ってきたので旅行記を書いておこうと思う。
でははじまりはじまり〜

【快適な空の旅】
実は長期旅行はほぼ一年間にも行ったんやけど、まぁなんというか今年も少し時間が出来たので勢いで行くことになった次第。前はドイツ〜スイス〜フランスと3か国を周遊したので、今回はイスラム漂うトルコへってことになったのだ。元々は正月にお伊勢参りに行くかって話だったのが、どういうわけかまた海外旅行へとグレードアップしてしまった。前回も同じ流れだったので、なかなかお伊勢参りができなそうだ、前回の旅行記の最後で「また来るぞ、ヨーロッパ!!」って書いていたけど、あっさりとまた来ることになりました〜(^^)/

しかしこの時期は旅行者も少ないようで、事前の添乗員さんからの電話連絡ではツアー参加者は6人程度ということで、前回はクリスマスシーズンのロマンチック街道〜アルプス〜パリっていうドル箱ツアーだったこともあり、30人くらいもいたことを考えると随分少人数な旅となった。
トルコのイスタンブールまでは約11時間の長旅で航空会社は当然トルコ航空!このトルコ航空は実はマンチェスターユナイテッドの公式スポンサーで機内でもルーニーやナニらが演じる機内設備の案内ムービーが流れていた(^^)

それはそうと今回の空の旅でうれしいハプニングだったのは機内は半分くらいが空席だったので、かなりゆったりとくつろげたこと。中には3席全部を使って横になって寝ている人も多くいたので、これならエコノミーでも楽ってっ感じ。トルコ航空はヨーロッパの各航空会社の中でも顧客満足度が最も高いということで、まぁある意味では確かに最高だったかもしれないね。

【いざ到着!イスタンブール】
ってことでゆったりと映画でも見て過ごしたところでイスタンブールに到着!
ただしこのツアーでは直ぐに国内線に乗り換えてイズミールまで行くので、しばしアタテュルク空港で待機。ここで円をトルコリラに換金したのだが、国内では1トルコリラ=60円くらいだが、ここでは45円くらいだったので随分とお得だった。このあたりの情報は事前に添乗員さんからの電話連絡で聞いていたので得したという感じ。
今回のツアー同行者は50代の夫婦と新婚夫婦と自分たち、後はベテランの添乗員さんと日本語ペラペラの現地ガイドさん。空港で一緒になった別の旅行会社の団体はかなり年配の方が多く、しかも30人以上もいたので、あちらは色々と大変そうだなって感じ。
JTBは確かに他と比べると若干割高ではあるが、他社の格安ツアーはかなりの人数でツアーを組んだり、バスが手狭だったりするので、快適な旅をってことを重視するならお値段については妥協しないことだなって改めて思った。なにせ大型のゆったりバスにたった6人しか乗っていないので、まぁ快適なこと快適なこと(^^)
まぁ初日は移動だけなので、これといった観光はなくホテルに到着、明日からの旅に期待を膨らませつつ、移動で疲れたのでそのまま爆睡〜。

1日目の感想は、「小人数はなにかと快適」

Posted by GAMMARAY at 16:33 | Comments (0) | TrackBack

2011年01月06日

欧州旅行記 8日目

【天気に恵まれた旅】
8日目は帰国の日なのだが、パリからフランフルトを経由して成田に帰るので朝4時半にホテルを出た。パリは雪が降っていて寒波の影響もありどうなることかと思ったけど、結果的には特に遅延することもなく乗り継ぐことができた。今回のツアーは大寒波襲来の中、ほんとうに幸運だったと思う。後日談で添乗員さんから聞いた話では、初日も1日早ければ大雪で飛行機も9時間の遅れになっていたとか、モンサンミッシェルへのツアーも2,3日前だと高速道路が大雪で行けなかったとか、帰りに飛行機も半日後だと飛行機が発着できなかったとか言っていたので、ギリギリのところでうまくすり抜けてきたといった感じ。ツアー中、多少の雪はあったけど、一度も雨にふられることもなく、アルプスもよく見えたし、ほんと良かった。クリスマスシーズンのヨーロッパはある意味天気との戦いだもんなぁ。ツアーもここまでくると一緒に行った他のお客さんや添乗員さんとも打ち解けているので、成田では名残惜しい感じだった。そもそもクリスマスシーズンのヨーロッパの街や人の雰囲気がすばらし過ぎたので、現実に戻るのが嫌だぁ〜って気持ちもあったと思うけど、ほんと大満足のツアーだったわ。

ってことで欧州旅行記はこれでおしまいだけど、ただ改めて日本のサービス水準や治安の良さはやっぱり世界NO1だわってしみじみ思った(^^)また機会があればヨーロッパに来たいと思ってますが、夫婦揃って大のマンチェスターユナイテッドファンの我が家としては、やはり"Theatre Of Dreams"オールドトラッフォードへは行かないとね♪

全体の感想としては、「また来るぞ、ヨーロッパ!!」

Posted by GAMMARAY at 12:48 | Comments (0) | TrackBack

欧州旅行記 7日目

【荘厳なるモンサンミッシェル】
観光は実質最終日となる7日目は世界遺産モンサンミッシェルへ。ただパリからだと360kmもあるということでバスだと片道4時間という行程。ただバスの中からじょじょにモンサンミッシェルが見えてくるのだが、ほんと周りには何もないこともあり、その様は異様にさへ映る。ここまでの旅で寺院は色々と見てきたけど、モンサンミッシェルの迫力は何か異質なもののように思えたから不思議だ。フランス人のガイドさん曰く、ここはベネディクス派の修道者が厳格に修行を積んだ場所ということで、内装に華美なものはないが、常に空気がはりつめたような雰囲気があった。この大聖堂の一番上には大天使ミカエルが飾られているが下から見上げてみると、なかなかに見事だった、いやはやすばらしい。
モンサンミッシェルに限らずこの旅を通じて思ったのだが、やはり歴史遺産をまわるときはガイドさんは必須だな。モンサンミッシェルでもただ過去の歴史を語るだけでなく、柱のつなぎのズレがなぜ生じているのかなどの細かいところまで薀蓄を教えてくれるので聞いててとても面白い。個人旅行もそれはそれで楽しいだろうが、自分は必ずガイドさんはつけたいね。あとバスを駐車した場所は夕暮れになると満潮ですべて海につかるということだったので、夜のライトアップも含めてまた違ったモンサンミッシェルも見てみたいですね。帰りも4時間近いバスの旅だったが、モンサンミッシェルはほんと来て良かった。

7日目の感想としては、「モンサンミッシェルは遠いが、来る価値あり」

Posted by GAMMARAY at 12:30 | Comments (0) | TrackBack

2011年01月04日

欧州旅行記 6日目

【豪華絢爛ヴェルサイユ宮殿】
6日目はヴェルサイユ宮殿へ。ヴェルサイユ宮殿に向かう途中でマイクロソフトのフランス支社があったり、パリSGのホームスタジアムがあったり、有名なテニスコートがあったりして、それらを眺めつつヴェルサイユ宮殿に到着。んでひと言、「豪華すぎだろこの宮殿」って言葉しかでない程、もう豪華絢爛のオンパレード。すごいとは聞いていたけど、こりゃ現物見ないと伝わらねーわってくらい。こんなレベルの建物をじゃんじゃん作るから民衆が怒って革命を起こされるんだよとか思いながら見て回ったけど、冷静に考えたらノイシュバンシュタイン城にせよ、ヴェルサイユ宮殿にせよ、当時は貴族の道楽で建てられたものが、死後数十年、数百年たって立派にその国の観光事業に貢献しているんだから、やっぱり芸術は死後に評価されるってことなんですかね。

【パリ散策】
ヴェルサイユ宮殿の後はパリの街を散策。と、ここであらためてですがパリに実際に来るまで完全になめてました。パリに来る前はいくつかの美術館やエッフェル塔、あとはブランドショップが並んでるくらいの街だと思っていたんですが、パリってそんなレベルでは全然なく、もう街そのものが世界遺産と言えるくらいに情緒ある街並みが広がっていて、ドイツでも色々と観てきたけど、パリは規模も迫力も桁違いという感じ。こりゃ世界中から観光客が来るわけだわ。聞いたところでは、この街並みを守るために建物の高さ制限だけでなく、出店できる店の選別、定期的な外観の補修なども義務付けられているそうで、いやはや恐れ入る。

【ルーブル美術館】
散策の後は自由行動になったのでルーブル美術館に行ってきた。やっぱりパリに来た以上はここには来ておかないとねって観光客は多いだろうけど、自分としては教科書に出てきた美術品くらいは見ておこうって感じ。シーズンがクリスマス前ってこともありそれほど人は多くなかったみたいで、モナリザ、ミロのヴィーナス、サモトラケのニケ、レースを編む女、ハムラビ法典、ナポレオン3世の会議室などなど、有名どころは一通り見ることが出来ました。中がとっても広いのでこれら有名どころの作品を見て回るだけでも結構疲れたけど、これら作品は日本に来ることはまずないだろうから、頑張って回ってきました(^^)

【バタバタな地下鉄】
帰りは地下鉄に乗ろうとしたんですが、どうも券売機が壊れていたようで切符が変えずタクシーで帰るかと思ったところで、改札前にいたオジサンが回数券を売ってくれた。最初はうさんくさく見えたけど、現地のおばさんも普通にその人たちから買っていたので我々も購入。ただ標識がよく分からず逆方向にのったり、添乗員さんやガイドさんが地下鉄はスリが多いと事前に散々言っていたので、周りにいる人たちが皆スリなんじゃねーか?と実に日本人観光客らしい疑心暗鬼に陥ったりとバタバタした地下鉄旅行になってしまった。ただホテルに貴重品を置いておくと盗られるかもしれないから持っておくようにと言われ、外は外でスリが多いから気をつけろと散々注意を促されるのだが、日本ではまずここまで言われることはないので、日本って国はよほど平和なんだとつくづく思った。

6日目の感想としては、「パリをなめてました」

Posted by GAMMARAY at 13:55 | Comments (0) | TrackBack

2010年12月31日

欧州旅行記 5日目

【アルプスの絶景】
ヨーロッパの冬は16時過ぎには暗くなるので、昨日のバス移動中はあまり景色が見れなかったんですが、今日改めて見てみると「おぉ〜アルプスだぁ〜」って感動で一杯。この日は更に3400メートルにあるユングラウヨッホに登山電車で登るという今回のツアーでとても楽しみにしていた日なのだ。それにしてもアルプスってのは見応えがありますわ、まさに絶景の連続で、映画でもよく出ててくるアイガーの北壁もよく見えた。今回はとにかく快晴だったのは本当に幸運で、夏でも霧や雲でまったく見えないことがよくあるらしい。添乗員さんもここまでクリアに見えるのは本当に幸運ですよと言っていたので、寒波襲来の中、本当に運が良かったんだろう(^^)それでも頂上の展望台はー10℃という寒さだったけど。スイスの風景ってほんとのんびりしていて、そこかしこに馬やら羊やらがいたが、ひとつ言えるのはとにかく物価が高い。物価って日本が一番高いんじゃないかと思っていたのだが、スイスもなかなかな水準、まぁこれだけの大自然を保全するための必要経費って感じですかね。

【華の都 パリ】
アルプスを下った後は、ローザンヌからTGVで華の都パリへ。距離にして400KMってことなので、東京―大阪間くらいだろうか。パリではリヨン駅側のホテルで宿泊。

5日目の感想としては、「絶景なるかなアルプスの山々よ」

Posted by GAMMARAY at 18:26 | Comments (0) | TrackBack

2010年12月30日

欧州旅行記 4日目

【新白鳥城】
4日目はドイツハイライトのノイシュバンシュタイン城へ。この城はドイツの観光パンフレットには必ずと言って良いほど出てくる綺麗なお城なわけですが、外観、そして何よりも城の中の装飾がそれは見事なものでした。まだ未完成ということで添乗員さんも以前来た時よりも門などが立派になっていると言っていましたが、スペインのサクラダファミリアしかり素人的には現代技術なら一気に作れるんじゃね?とか思ってしまいますが、まぁそういうもんでもないんでしょう(^^; このノイシュバンシュタイン城は一度は来てみたかった所だったので、大満足でしたが、周囲の絶景もすばらしく、バイエルン王ルートヴィヒ2世がこの場所に建築した理由がよく分かります。ただ守るための城ではないのでしょうがないですが、天然の要害にそびえる難攻不落の城という観点では、岐阜城の方が圧巻ですけどね。

【2国目のスイスへ】
さて新白鳥城を見た後は一気にスイスへの旅となるわけですが、これがまぁ長かった。ドイツのほぼ南部のミュンヘンからスイスなので距離的には短そうでしたが、宿泊地がアルプス山脈のふもとにあるインターラーケンという街だったので、まぁ遠いのなんの、着いた時にはさすがに疲れしまったけど、この日の晩御飯で行ったスイスのお店が楽しかった。店員のテンションが異常に高く色々と絡んでくるので最初はちょっとウザいと思いましたが、こちらも酒が入ってくると妙に楽しくなってきて、驚きのマイケルジャクソンのそっくりさんが見事なダンスを披露したりと大盛り上がりでした。スイスってイメージ的に固くて大人しい民族だと思ってましたが、意外とファンキーでしたw

4日目の感想としては、「新白鳥城も白鷺城もどちらも素晴らしい名城だ」

Posted by GAMMARAY at 13:08 | Comments (0) | TrackBack

2010年12月28日

欧州旅行記 3日目

【ローデンブルクを自由散策】
3日目の午前は自由時間だったこともあり、ローデンブルクを色々と見て回った。城壁をしばらく歩いてみたり、ちょうど日曜のミサの合間に寺院の中を見たり、中世犯罪博物館を見学したり。この町は第2次世界大戦でもそれほど戦火を浴びなかったということで、中世を思わせる街並みがとてもキレイだった。後はお買い物タイムってことで、ハーマン社のモフモフなテディを買ったり、クリスマスグッズで有名なお店で色々と買ったりと、それにしてもドイツってのはクマのぬいぐるみが多いですわ。

【ディンケルスピュールに寄り道】
ローデンブルクから一気にミュンヘンに行くのかと思いきや、途中でディンケルスビュールという小さな街に寄り道した。この街は特に何があるってわけでもないんですが、昔の街並みそのままの落ち着いた雰囲気がなんか良かった。あ、そうそうこの街に限らずだけど、主要な観光地では英語と並んで日本語の呼び込み看板がたっているところが結構あった。店員も片言なら日本語を喋るドイツ人もいて、それだけロマンチック街道は日本人観光客が昔から多いってことなんだろう。ちなみにこの街では、横になって寝ている木彫りのクマを買ったけど、意外と自分にはこれがヒット(^^)そういえば添乗員さん曰く、ドイツは昔は共に戦ったという歴史もあり、割と日本人には好意的な感じなんだそうだ。ただし日本のことは弟分として考えていたようだが・・。

【バイエルン王国のミュンヘン】
3日目最後はミュンヘンへ。ミュンヘンと言えば自分なんかは真っ先にブンデスリーガを代表するバイエルンミュンヘンが出てくるのだが、いやぁ〜ミュンヘンはゴージャスだったわ。マリエン広場で開催されているクリスマス市に向かったのだが、そこにたたずむ市庁舎にただ圧倒された。普通役所つったら堅そうな今風の建物だろってイメージなんやけど、ミュンヘンの市庁舎は「なんだよ、この豪華さは・・」って溜息交じりに眺めてた。特に夜はライトアップされるので尚更そう感じたのかもしれない。ただここまでドイツの色んなクリスマス市を見てきたので、ミュンヘンのクリスマス市は規模は大きいもののだんだん慣れてきた感もあったかな、ただビアホールで他のお客さんらと盛り上がれたのは楽しかったね。
ミュンヘンって有名デパートやら高級ブランドショップがそこかしこにあったけど、日曜はどこも例外なく完全にお休みらしい。これはキリスト教的に日曜は家族と過ごすものって教義によるらしいが、日曜なんて日本なら最も書入れ時なのに、もったいないというかすばらしいというか、まぁこれは文化の違いとしか言いようがないよなぁ。そういえば4日目のバスの中から見た白いドーナツみたいなスタジアムがバイエルンミュンヘンのホーム「アリアンツ・アレナ」だったのか。そういやぁ去年の欧州CLでマンUが逆転負けを食らったっけなぁ〜。

3日目の感想としては、「日曜にお出かけしても何もやってないってどうよ?」


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2010年12月26日

欧州旅行記 2日目

【ライン川でクルーズ】
実質旅行の初日となる2日目は、ライン川クルーズで始まった。船に乗るリューデスハイムもクリスマス一色で特に狭い路地の両側にギッシリと可愛らしいお店が並んでいる様はすばらしいの一言でした。肝心のライン川クルーズは、とても寒かったものの川の両側に大小様々な城が存在していて、見応え十分。いくつかの城では実際の宿泊することもできるらしく、城に泊まるってのもおつなもんですなぁ。

【大学の街 ハイデルブルク】
ライン側クルーズの後はハイデルブルクへ。自分は出身が"姫路城"がある姫路出身なので城関連は割と興味があり、ハイデルブルク城を見るのは今回の楽しみの1つだったんやけど、このハイデルブルクルクというのは非常に名門の大学があるようで、城や大学、研究施設などが街並みを形成している感じだった。途中でガイドさんが「この街には世界的なコンピュータ企業のエスエーペーがありますね」とサラッと言っていたので後で確認したら、SAPのことだと判明。SAPほどの世界的大企業はてっきりフランクフルトかベルリンにでも本社があるものと思っていたが、14万人程度の小さな街に本社があったとは、それだけ産学一体の街なんだとガイドさんは言っていた。
ハイデルブルク城は、30年戦争で何度も戦火を交えただけあって各所にその歴史が残っていた。日本の城のように城門を破られても大小細かい仕掛けがあるというわけではなかったが、高い石の城壁に囲まれた西洋の城は、なかなか攻めるに難しだなとか思いながらグルッと散策。それにしても中の建物は立派過ぎやで。城の後に向かったハイデルブルク大学もクリスマス前でいろんなお店に人が溢れかえっていた。この大学で勉強できる学生は幸せだろう。ちなみにドイツは9割が公立大学で数年前までは学費も無料だったらしい。

【歴史の街 ローデンブルク】
2日目の最後はローデンブルクへ。ここで宿泊するので到着したのは夕方くらいだったけど、ここは城壁に囲まれた城でロマンチック街道の1つにあたるらしい。ご飯を食べた後は、添乗員さんらと夜の街に出向いたんやけど、テディベアのショップやら、割と有名らしいクリスマスグッズを大量に売っているお店だとか、ウィンナーの専門店など面白そうな店がたくさんあった。こりゃ明日の買い物は大変だとか思いながら、夜のローデンブルグを散策してきた。ただここで問題だったのが宿泊ホテルの部屋で、ヨーロピアンタイプなので雰囲気は良いのだが、どうも水回りがおかしかったようで、浴室の水が部屋の地べたまで漏れていたらしく、部屋の1部が濡れてしまった・・まぁこういったトラブルも今となっては良い思い出であるがw

2日目の感想としては、「ドイツは田舎町が良い感じ」


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2010年12月25日

欧州旅行記 1日目

【旅行に至る経緯】
まとまって休みが出来たこともありクリスマス前の時期にヨーロッパ旅行に行ってきました。まぁ元々はパワースポットでもある伊勢神宮へって話だったのが、いつの間にか出雲大社やら黒川温泉やらが出てきた挙句、マカオへってことで固まりかけたんやけど、例の反日デモもあってマカオを断念。でもすっかり海外熱が高くなっていたので、それならばいっそのことってことでヨーロッパになったわけだ(^^; つっても最初はイタリアが有力だったものの、やっぱり一度に複数の国を回りたいという自分の思いもあって、結局9日間でドイツ〜スイス〜フランスをまわるツアーに決まったという次第。まぁ行ける時期がクリスマス前なのでドイツやフランスあたりは良いだろうなぁ〜ってのもあったけど。んで結果としてはめっちゃ良かったので、ブログの方で旅行記を書いておくことにした。
ちなみにこの時期は日本からの旅行者もかなり多いようで、空港ではドイツ各地のクリスマス市をぐるっと回るツアーや、ドイツからオーストリア、チェコへ抜けるツアーなども大入りだったみたい。

【飛行機で長旅】
1日目は成田集合がなんと朝の8時ってことで自宅を朝の6時に出る。ただ肝心の成田エクスプレスのチケットを買っていなかったので、早朝から新南口やら南口やらを走り回ってしまった・・だってみどりの窓口が早朝過ぎて南口しか空いていないという罠だったし。飛行機はルフトハンザドイツ航空やけど、なにせフランクフルトまでは11時間という長旅、映画(ソルト、エアベンダーなど)を観たり本を読んだりでなんとか乗り切ったが、飛行機の長旅はトイレが胆なので、やっぱり通路側が良いよなぁ。まぁ今回は窓際なので雪のロシアはひたすら見えたけど。

【フランクフルト到着】
さっそく着いたら添乗員さんの粋な計らいもあって予定外にクリスマス市へ行くことになった!ドイツってのはこの時期は各地でクリスマス市が開催されるらしく、フランクフルトも旧市街のレーマー広場で大きな規模で開催されている。ホテルからの交通手段はトラムという路面電車のような乗り物で行くことになったんやけど、チケットを買う自販機があまりうまく動かずテンヤワンヤでなんとか辿り着いた。このトラムってチケットの確認を乗り降りの間、まったくされないので無銭乗車し放題な気がするけど、これはそもそも性善説にのっているのか、システム上の破たんなのかはよく分からない。クリスマス市はとても賑やかでお店も一杯出ていたが、日本では見られないものがたくさんあって面白かった〜。ホットワインも飲んでみたが、どうやら最初はコップ代金分を多めに取られて、コップを返却したら返金(リファンド)されるというシステムがドイツの共通らしい。ついでに近くにあった大きな大聖堂にも言ったけど、初めて見る西洋の大聖堂の壮大さにただただ圧倒された・・なんかヨーロッパすげーなぁーと思わせてくれる初日でした。ちなみに今年もヨーロッパは寒波襲来らしく、フランクフルトは雪が結構積もっていて、寒かった〜。

初日の感想としては、「ヨーロッパのクリスマスはハンパねー」

Posted by GAMMARAY at 23:59 | Comments (2) | TrackBack