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2012年02月02日

トルコ旅行記 5日目

【首都アンカラへ】
日本人でトルコの首都がイスタンブールと思っている人がいそうだが、首都はアンカラである。
この日はアンカラからイスタンブールで国内線で移動するため早めの出発となった。途中でトルコで2番目の大きさのトゥズ湖に立ち寄ったのだが、この湖は塩の湖と言われるだけあって塩分濃度が非常に高く、夏場は真っ白になるらしい。
そういえばバスの中でガイドさんがヨーグルトもチューリップも絨毯もトルコが発祥の地であり、ブルガリアやオランダ、ペルシアじゃないんですよと何度か言っていたが、それを聞いてトルコって宣伝下手だなぁ〜と思っていたらガイドさんも同じことを言っていた。

【偉大なるかなアタテュルク】
このツアーでエフェソス、パムッカレ、カッパドキアと言うなれば田舎の方を巡ってきたがアンカラはさすがに首都だけあって都会って感じ。

ここではアタテュルク廟を見学したのだが、このアタテュルクという人は歴史の教書くらいで名前だけは知っていたが、今回改めて凄い人であることが分かった。特に自分が感銘したのはイスラム世界にあって政教分離を見事にやってのけ、且つ欧米列強から独立を勝ち取り、トルコ語を整備し、しかもイスラム教もキリスト教も共存するという文化を作り上げたことである。アタテュルクはトルコ人からは本当に愛され尊敬されている偉人だが、歴史上でもこれほどの人は稀有だなと思った。ちなみに自分は帰国してからアタテュルクの伝記を買った次第である。数あるトルコツアーでも意外とアンカラを回るツアーが少なく、改めてアンカラに来てよかったと思った。

【ヒッタイトをご存じですか?】
アタテュルク廟の後はアナトリア文明博物館へ。
この博物館はヒッタイト王国にまつわる遺跡が陳列されているのだが、ヒッタイトという国は世界はじめて鉄を使った文明で当時青銅が主流だったエジプト王国を破ったことで歴史好きには有名な文明なのである。

【そしてイスタンブールへ】
アンカラでは飛行機が少し遅れたが、1時間も掛からずイスタンブールに到着。なんやかんや言ってもやはりトルコと言えば、いやヨーロッパといえばイスタンブールでしょってくらいの壮大な街なだけに明日からが楽しみだと思いつつ、クラウンブラザオールドシティという外資系の綺麗なホテルで爆睡。

4日目の感想は、「偉大なるかなアタテュルク」

Posted by GAMMARAY at 2012年02月02日 13:46 | TrackBack
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