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2010年10月23日

邪推し過ぎ

mixiではルーニー騒動は、今後の移籍金を釣り上げるためにチーム側とルーニーが落としどころを見つけた的な意見がちらほら書かれていたけど、ことここに至っては邪推し過ぎ。これはルーニーのプレースタイルが、得点をとって英雄になることよりも徹底的にチームプレーに徹してきた今までの試合の中でのルーニーを見ていれば、彼が常に優勝に値するチームであることにどれだけ拘っているかなんて言わなくても分かるだろ。もうこの件は終わった。少なくとも30になるまではマンUの支柱として君臨することになんの疑いもないよ。
それよりもこの結末は間違いなくチーム側が強化案をコミットしたことを意味しているわけで、既にニュースでは多額の強化予算を約束したとか、バイネームで獲得に向かう選手もコミットしたとあった。こうなると当然B/S的に放出される選手もいるわけで、これらについて色々と夢想しながら新生マンUについて語る方が全然建設的だし面白いよ。

Posted by GAMMARAY at 12:06 | Comments (0) | TrackBack

2010年10月22日

ルーニー残留決定!!

まったくこの騒動がニュースになったときはかなり落胆して、とにかくずっと最新情報を追いかけてきたけど、ルーニーが最終的には残留を決めたというニュースが流れてとにかくホッとした。最後は貫禄のファーガソンって感じやけど、そもそもルーニーがチームを離れると決めた理由が年棒の釣り上げではなくて、チーム強化の方針の食い違いによるものだったことや、とにかく優勝しか興味がないという強い意志の表れだっただけに、残留を決めたのは単にファーガソンに説得されたからだけではないだろう。
となるとある程度チーム側が譲歩したと言えるわけで、GOAL.comではハーグリーブス、オーウェン、パクチソン、キャリック、ネヴィルが放出されるとかどうとかという記事まで流れている。なんにせよ今のマンUにはオーナーを含めた抜本的な改革をしないと過去の資産を食いつぶすだけになってきているので、一連のルーニー騒動は、地殻変動としては最適だったのかもしれない。まぁなんにせよこれで今後5年はルーニーを中心とした理想的なチームで戦っていくことになるわけだ。頼むでルーニーーー!!

Posted by GAMMARAY at 22:49 | Comments (0) | TrackBack

2010年10月20日

ルーニー移籍の憶測

ルーニー移籍のニュースが飛び交っていて、自分としては気が気でないのだが、どうもきな臭いのよね。今日確かにファーガソン自体もルーニーの移籍希望について認めたようだが、これ自体はルーニーの代理人が再契約をしないと言っているに過ぎない(代理人はルーニー本人とチームCEOとの会話を拒んでいるらしい)。それから昨今のオーナーの負債を担がされた形での負債の増大(=年棒抑制)、契約更改の時期が近い、確か再契約のやり方を変えて選手側に不利になる施策を少し前にチーム側が打ち出している、先月まではルーニー自ら生涯プレーしたいとファーガソンに言っていたことなどを総合すると、これはルーニー陣営が再契約時の年棒を釣り上げるために敢えて話をふれまわっているのではないか?と思ってしまう。現にシティやバルサあたりが高額な年棒を提示してきたら、マンUにとってドル箱のルーニーを引き留めるべく同額以上の年棒を提示せざるを得ないってところでどうもきな臭さを感じるのよね。これはチームにとって重要な戦力だったテベスとの再契約交渉で、結局金額面でチーム側が譲らなかった過去のいきさつを教訓にして先手を打ってきたとみるのが妥当ではないだろうか。いずれにせよレアルマドリードは会長自らルーニー獲得は不要と話しているので、ルーニーの移籍希望が本気だったとしても、最大の受け入れ先は閉じられたわけやけど。ま、なんにせよ冷静に見守るしかないな。

Posted by GAMMARAY at 00:25 | Comments (0) | TrackBack

2010年10月17日

ドメイン特化戦略

一部の方から誤解を受けていそうなので、ここで書いておくと単に個人的趣味のレベルで言えば、自分はまだAzureが一番好きであるw ただ世の趨勢が数字だけでみればForceに傾いてきている感じが出てきたため、まず敵を知るという意味でFree版の登録、巨大マニュアルの印刷、関連書籍(クラウド雑誌、クラウド誕生など)を読み漁っていた次第。(ちなみに友人から相談を受けている話についてはまだAzureかForceかは決めかねている)
Azure側の視点でForceを見てみて将来的に怖いなぁと思うのは、Forceの宣伝文句と、ぱっと見の手軽さで多様な業種、企業にうまく導入が進んでいくと、そこから派生する領域を狙って、いずれはAppExchangeに特定のドメインに特化した3rdパーティーのアプリケーションが増えていくことが予想される。こうなるとあとは何もしなくてもForceにとっては利益が利益を生むおいしい支配的形態ができあがってしまう、つまりForce.comプラットフォームのできあがりだ。このプラットフォーム化が完成すると、いかにAzureが機能として強力であっても切り崩すのは非常に困難になってしまう。これはWeb2.0の勝ち組企業がほぼ独占的に市場を支配していることからも明白である。
今後Azureがこのようなドメインに特化したアプリケーションラインナップをそろえることが出来れば、Force.comに打ち勝つ絵もみれるようになるかもしれない。Azureはことさら機能面の優位性を強調するが、それでは22世紀になってもForceには勝てない気がする、所有から利用は単にOSやインフラを持たないという狭義的意味合いだけを言っているのではない。MS周辺の人たちは、なんでもかんでもMSさんが提供してくれることを期待してしまうという悪しき慣習がある気がするが、MSさんはコア技術の製品化までは提供してくるが特定ドメインに特化した領域については期待できないし、これをMSさんがやってはいけない領域でもある。では日本国内においてAzureでこのような動きを見せている企業があるのかとなると、自分が知る限り既存パッケージのSaaS化を除いては皆無な気がする(自分が知らないだけかもしれんけど)。まぁ既存パッケージは概ねコモディティ化しやすい業務分野を対象としているため、自分がイメージしている特定ドメインよりは範囲が広いが。いずれにせよ、この状況をネガティブにとるか、勝機ととるか・・

Posted by GAMMARAY at 16:55 | Comments (0) | TrackBack

2010年10月16日

アーキテクト

Twitterのツイートが多いなぁと思ったら今日はOSTでVSUG アーキテクトアカデミー(ハッシュタグは#vsug)なるものが開催されているらしい。自分としてはこのアカデミーなるもの自体にはなんの関心もないが、よく「アーキテクトって重要だがなかなか存在しないんだよね」という話はよく聞く。ただ自分からしてみればSIerの立場/視点で見ている間は至極当然のことで、ほとんどのSIerではアーキテクトは育ちようがないのではないかと思っている。
ITSSのエンジニアの役割体系をちゃんとみればわかるが、アーキテクトの主戦場は、"開発"よりも"戦略的情報企画"のところに重きが置かれているのが分かる。そうアーキテクトの役割はIT戦略の構想段階からIT部門/CIOと深く関わり、それをITでどう実現していくのかを共に考え、そして”実行する”ことが求められるわけだ。これをRFPをもらってからが主戦場になるSIerでは、このより上位の領域自体に踏み込むことがない(しようとしない)ため、どうにもこうにもアーキテクトを育てようがないというのが現実だと思っている。つまり構造の問題と言えなくもない(別に誰に罪があるわけではないが)。真のアーキテクトを目指すのであれば、源流から顧客と深く関わっていく、これが出来ない限りどう綺麗ごとを並べてもアーキテクトではないと少なくとも自分は思う。

にしてもこのツイートの山を見ていると、誰もビジネスの言葉で語っていないとつくづく思う。ビジネスイベント?アクション?イベントパターン??これを聞いてCIOやIT部門とどうやって会話する気なんだろ。まぁどんどんアカデミックな内容になっていって、結局抽象論になって最後は煙に巻くってのはいずこも常套手段ではあるがw アーキテクトがビジネスの言葉で語れないから「アーキテクトはいない」って最初の話が出てきちゃうんだろうけど。

Posted by GAMMARAY at 13:56 | Comments (2) | TrackBack

フローからストックへ

ビジネスの世界ではフロー型経営とストック型経営というのがある。フロー型は新規の顧客がなくなればとたんに収入がなくなることもあり、リソース配分は効率的ではあるが、収入としては不安定でもある。ストック型は一定の収入が常にあげられるモデルであるがそれなりの先行投資が必要になる。まぁつまり前者が狩猟で、後者は農耕ってことかな。理想的なのは両方のモデルを併用することであるが、日本のSIerってのは大半がフロー型なわけだ。まぁ運用でちゃりんちゃりんのところもあるだろうけど。
そしてクラウド化する世界においては、単に前者のビジネスモデルのまま箱だけを持っていくというのではなく、クラウドという手軽さを利用して、後者のビジネスモデルへと変革していくチャンスであると言える。この視点に気づいた企業はじょじょに動き始めているわけで、これに最適なプラットフォームが今はForceであり、iPhoneと言えるんじゃないだろうか。その点でAzureはフロー型の延長というか延命程度の価値しかないわけだが、だからこそそこに先行者としてイニシアチブをとれるというチャンスがあるのかもしれない。いずれMSがAzureを本当に価値あるプラットフォームにすることができればであるが・・。

Posted by GAMMARAY at 13:30 | Comments (0) | TrackBack

2010年10月09日

ブログ刷新計画

最近当ブログのカテゴリを変えようとしたら、どう再構築してもカテゴリが変わらないという問題にぶちあたった。そこで冷静に考えたらこのブログも既に7年が経過していて、色々と問題が出てきていることにあらためで気づいた。例えばカテゴリが編集できない、FireFoxではうまく機能しない場合がある、セキュリティ上のリスク (当ブログはMT.2661版である) などなどだ。この7年でブログに書く内容も大きく変わってきたこともあるし、MTを開発したSixApartは今や他の企業に買収されてしまったほど周辺環境も変わってきている。といった諸々の理由もあり、そろそろブログを刷新しようかと考えている。ずっとMTしか使っていなかったので、Twitter、SNS全盛の世にあってどういったCMSが現在は主流なのかよく分からないが、データ移行を考えると、やはりMTのバージョンをあげて対応するのが良いのかも。まぁちょっと調べてみよう。

と、思ったけどゼロからデザインを作るのが面倒&そこまでモチベーションがないのと、ちょーーひさしぶりにアクセス解析を見たら、1日平均で1000以上のページビューがあってびっくりな感じだったので、このまま行けるところまで行こうってことで刷新は中止です(^^;ホスティング先のロリポップのストレージサイズも知らない内に10GBまで増えているし、7年の月日というのはごっついもんです。

Posted by GAMMARAY at 11:39 | Comments (0) | TrackBack

クラウドの議論

クラウドについて色々と周りで議論することがあるが最近は技術論のみで語らないようにしている。そろそろ戦術レベルの段階から次の戦略レベルで語る時期にきていると思っているからだ。例えばNoSQLの場合だと非構造化ストレージのスケーラブルメリットのみで語られることが多いが、そもそもNoSQLのメリットを最大限に活用できる規模のデータがクラウド上に配置される前提が成り立つのか?というのがある(ここではクラウドサービス上のNoSQLに限定)。大量データの定義をここでは億単位または数千万単位とした場合、現実的にはB2Cサイトのアクセスログやデータウェアハウスがイメージしやすい。後者の場合だとSCM,ERP,POSなどから出力される業務データの蓄積が主になるが、これを前提とした場合、2つのパターンが想定できる。

・クラウド上に新規で同システム群を構築し、NoSQLにデータを蓄積するパターン
・既存オンプレミス上の蓄積データを、クラウド上のNoSQLに移行するパターン

前者は既にIT投資が一巡している日本において基幹相当のシステムをクラウドに新規構築するケースがそれほどあるとは思えず、且つコア業務はクラウドに向かないというのが定石と言われ始めている中にあって現実的ではない。後者の場合だとRDBをNoSQLへ、オンプレミスからクラウドへという論理、物理両面での移行に膨大なコストがかかり、且つクラウド上のNoSQLとオンプレの既存システムとの連携のために既存システムにも手を入れる必要がある。この結果得られるメリットがインフラ保守コストの低減ではどうやってもROI的にNGなのは容易に推測できる。余談だがインフラ保守コストの低減という(今時点の)伝家の宝刀についてだが、そんなにインフラ保守コストの負荷が高いのであれば保守契約を結ばないという選択肢もあるのではないだろうか?「ありえない」という人もいると思うが、最近出た日経系の雑誌でこの特集が組まれているほどなので、それほど非現実的ではないのだろう、特にクラウドに持って行ける程度の非コア業務については。
それではNoSQLは結局活用されないのか?というとそうでもなく、最初にあげたパターンにおける前者のパターンであれば活きてくる可能性もある。まぁこれはMapReduceとの組み合わせがより効果がある気がするが、このあたりも楽天やサイバーエージェントの事例があがっていたかな。まぁいずれもオンプレミスでのHadoop活用だけど。

なんにせよNoSQLの議論は過分に学術的な煙に巻くような話をよく見かけるが、これに限らず新しい技術を使うことで、ビジネス上どういった効果があるのか?そもそもその前提自体が成り立ちうるのか?という点についても議論をするべきだと思う。

Posted by GAMMARAY at 11:09 | Comments (0) | TrackBack

2010年10月03日

クラウドの選択

友人がITの責任者をやっている某業界の小規模なコンサルタント企業があるんだが、以前からこの友人から新規ビジネスについて相談されているわけ。想定されるビジネスモデルや新規事業であることからクラウドでサクッと構築するのが良いということで、当初はAzureについて色々と相談にのっていたわけだ。ただ同社はすでに中期経営戦略をたてており、ITについても継続的に投資をされるようなのでAzureではそのスピードに対応できないのではないか?という懸念がでてきた。つまりAzureを利用するということは、開発自体は従来と変わりなくSIerがIDEを使ってプログラミングをしてテストしてというステップを踏むことになり、且つ派生開発についてはインフラの調達リードタイムよりも、アプリケーションに追加/修正する時間の方がはるかにかかるというのが主な要因である。つまり同社のユーザーさんでもちょっとした追加/改修ができるようなプラットフォームこそが、同社のビジネス要件を聞く限りでは最適という気がしてくる。

この一連のやり取りから、PaaS型のクラウドはただインフラ構築/運用をどこぞのDCで肩代わりしてくれますだけでは大した価値を生み出せず、それ以上の付加価値がないと戦略実行支援としてのITプラットフォームとしてはあまり価値がないのではないか?という結論にいたるようになった。
まぁそれなりの規模の企業ではIT予算の7,8割がITの維持管理費という統計もあり、例えばインフラのみだったとしてもこの経営を圧迫しかねないITの維持管理費を多少削れるのであれば価値はあるだろうが、せいぜいIT部門が経営幹部に対して効果をあげました!とアピールできる程度の話で、経営層に強いインパクトを与える規模の効果をあげられるかというとまだまだ疑問ではある・・。

とここまで書いて、じゃぁ友人の会社はどうしたら良いのかってことになるが、
・自社運用はNG
・なるべくコストをかけない
 ⇒新規ビジネスを利用するクライアント数は限定されている
・業界的に競合会社とのし烈な争いが予想される
 ⇒とにかく早いビジネス戦略に即応できることが重要
・友人の会社の社員でも追加/改修ができると尚、良い
というざっくりとした要求を聞く限りでは、AzureよりもForce.comということになりそうだ。正直日経に出たファーストリテイリングの大規模Force.com採用の記事が決断を促したってのもあるが。

Posted by GAMMARAY at 14:28 | Comments (0) | TrackBack