最近のミュージカルはあまり外れがないのだが、この作品はとにかくアバの名曲がこれでもかと流れるのでもうその勢いで突っ走った感じだ。なので評価として低くなることはないが、例えば「プロデューサーズ」や「シカゴ」などはシナリオの展開自体も面白かったが、この作品は「ヘアスプレー」と同様にシナリオ自体の面白みという点では普通くらいだろうか。それでもやはり名曲「ダンシングクィーン」の大合唱シーンは迫力満点で大スクリーンでもう一度観たくなることは間違いない。ほんとメリルストリープ頑張った!
最近少しずつホラーコメディというジャンルで面白い作品が増えてきている気がする。この作品もビジュアル的にはスプラッターな感じではあるが、どこかコミカルで嫌悪感などを感じることもない(少ない)。ジャンルは違うが「ホットファズ」もえぇ〜って人がいきなり豹変するので、こういったところの意外性も見どころのひとつ。
最近は連日のレビュー大会に突入してるわけやけど、画面1k枚、帳票0.5k枚、移行データ6億行という規模だと関わってくるステークホルダーも当然多い。これほどの規模だととにもかくにも調整力に尽きる。PMだろうがアーキテクトだろうが相手にするのはやっぱり人間だということ。ほんと当たり前だけど人間ってのはつくづく難しい生き物だ。この点で言えば技術的な問題ってある意味では楽だわ、だってやるべきことは明確だし、結局最後は0か1の世界。人間はマイナスの世界から無限大までありそうだ。
巷ではなんかMSのイベントがあったようやけど、なんかとても狭く小さな世界に見えてしまうのはなんでだろ・・。
派手さないが、トミーリージョーンズ演じる父親からとても強い信念が伝わってきた。ここにシャーリーズセロンが加わることで重厚さが更に増している印象を受ける。トミーリーは作品の中で感情を全面に表すことはないのだが、それでも制作側のメッセージが強烈に伝わってくる。良い作品であることは確かだが、邦題はいったい何なんだ?告発とか一回も出てこないのだが・・
前作は全然内容を覚えていなかったので、続編もまったくの白紙から見た感じ。結局のところ悪霊ものなわけやけど、安易なゾンビものよりは見れた気がする。それにしてもゲームも映画も「バイオハザード」の方は賑やかなのに、こっちの方はどちらもいたって地味だ。
今日は10時間以上ぶっ続けのレビュー大会でかなり疲れた・・まぁ内容も色々と状況を考えるとやむなしなところもあるけど、自分に1ヵ月専任でやらせてもらえればほぼ全部書き直すだろうなぁと思った。この手の基盤設計書は各ステークホルダーによって抑えておくべきポイントと力の入れ所ってさじ加減を考慮しないと、本番レビューで議論が発散しまくって結局差し戻されちゃうんだよねぇ。あと非機能要件を縦軸に据えて書いていくのはお勧めできない・・これだと各ステークホルダーの関心事が簡単に抜けおちてしまうし、下手をすると業務観点がまるで抜け落ちることにもなりかねないのよね。まぁもう時間もないので後は本番での話の持って生き方ってところで戦略を考えるしかないかな。
先週金曜に会社の同僚とサシで飲みに行ったんやけど、久し振りにアーキテクトやら目指すべき方向。顧客志向やらで有意義な話ができてとても楽しかった。そういえば最近は会社でもこういう話をすることがめっきりなくなってきたなぁとしみじみ思った。
そういえば今日はベンダー側の統括さんらとご飯に行く機会があったんやけど、どこも状況は厳しいということと、大抵のお客さんに対しては技術力だけではまるで訴求できないため、どうしても価格勝負になり勝ちというあたりはどこも同じようだった。先の飲みでも話が出たが、価格勝負の中でプロパーの単価を維持するためにはやはりオフショアなりを検討するしかないんだろう。
だんだん年始の恒例行事になってきた初詣企画の2009版は神奈川小旅行で、アジト組で寒川神社〜江ノ島〜鎌倉という工程で初詣に行ってきた。寒川神社というのは初耳だったけど、どうも関東では厄除けで有名な神社らしく人手もまだまだ多かった。ここではおみくじを引いたんやけど、今年は吉でしたね。とりあえず今年の景気動向から行っても平穏に暮らせればOKだろうってことであまり高見は望まない感じになると思われ。その後はモノレールに乗ったんやけど、このモノレールはぶら下げ型なので、良い感じのちょっとしたライド気分だった(^^)
次は江ノ島に上陸したわけやけど、とにかく周りが”しらす”だらけなのと”とび”が飛び回っていたという印象。それから結構登らないといけないのでエスカーを使ったのは正解。それでも岩屋洞窟の帰りはさすがに疲れたけど(^^;次は江ノ電に乗って鎌倉大仏を見に行こうとしたら既に時間切れのようだったので、鎌倉で晩飯を食べることに。ただ名物を探して歩いていると思いがけず鶴岡八幡宮についたのでここでもお参り、結局鎌倉コロッケ、しらすビール、鎌倉名物のなんとか饅頭をお土産に買って帰って今年はおしまい。
神奈川って何気に横浜〜石川町区間くらいしか行ったことがなかったし、以前から気になっていた江ノ島と鎌倉に行けたということで満足の一日でした(^^)
さてかれこれ3か月弱ほどかけてきたアーキテクチャの検討がひと段落ついたので、いよいよ設計書の作成に入るわけやけど、さすがにWordで百数十枚〜200枚近くになりそうということもあり、各社が分担して作成していくことになる(ってかアプリアーキは含んでないけどこのボリューム)。
んで今日は設計書のテンプレートについての話になったわけだが、さすがにここは各社というか個人の文化の違いが明確に出た。まぁしっかりとドキュメント基準を持っている会社についてはある程度統一されているようやけど、それらがないような会社は個人の主観と経験則によるのでそりゃまとまるわけがない。とりあえず各社が意見を出し合ってある程度まとまったわけやけど、ほんとこれこそ業界で標準化しちまえばええのにとつくづく思う次第。
まぁ自分の場合はどのようなドキュメントでもある程度テンプレート化しちゃってるから、とりあえずどの分野でもそれなりに対応できるけど、あまり強く推すと最後は感情論になるから、見栄えも良いけど最後は中身ってことで特に拘ることもなくなんでも書きまっせというスタンスですわ(^^)
まぁそれでも標準スタイルを12Pってのはいただけんよ、Wordですよ、デフォルトの10.5Pじゃないと見た目不細工だってほんと(^^;
いろいろな製品の担当と打ち合わせをしているとつくづくパッケージを持っているってのは強いと思う。どれもこれもそれなりのお値段なんやけど、必要となればやはり買うしかないわけで、下手に同じものを作るよりもトータルで見れば安いってこともあるしね。これで製品コンサルも一緒に入れて&保守もとれるからやっぱり美味しいわ。もちろん売れればねってところは小売と同じなんだろうけど。
ちなみに自社アセットレベルであれば色々と持っている会社も多いんだろうけど、使いこなせなければただのゴミソースだしな。
話は変わって最近アプリよりの書籍とかあまり読んでなかったんやけど、かなり久しぶりに.NETに深く切り込んだ書籍が出たようなので早速買ってみた。
「The Root of .NET Framework」
著者がaraiさんってのがまたこの書籍がディープなんだろうなぁ〜って分かりますね(^^) 深いところではDonBoxやRitcherも読んだけど、当時はワクワクして読んでたなぁ。最近はこういったところとは別の領域の書籍が多いんですが、久しぶりに童心(?)にかえって読んでみよ(^^)
そういえば去年読んだ「Windowsダンプの極意」もディープでした、中盤からは特に。
あ、そうそう去年の12月くらいに紀伊国屋に行ったら棚の半分に「売り切れ、再入荷未定」という張り紙が貼ってあった書籍があった。技術書でこれだけ売れるのって珍しいなぁ〜と思って調べたら「ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術」という書籍で、セガの新人カリキュラムを元に書かれた書籍であるらしい。このあたりが売れるってことはまだゲームクリエイターを目指す若者が多いってことなんだろう。学生の頃なら迷わず買ってたな(^^;
らしいですよ、mixiニュースの記事に出てました。まぁ自分の場合、飲み自体は嫌いではないけど、実は金曜以外の平日の飲みはそれほど好きではなかったりする。明日も仕事があると思うとあまり楽しく飲めないからってのが一番か。なので会社で飲むってのもそれほど多くないような気がするなぁ〜まぁ会社関連の飲みで一番楽しいのはやっぱフットサルチームの忘年会やけど、この連中とはサル後の昼飯時でも結構ぶっちゃけ話とかしてるしなぁ。
「不況時代の管理職にとって最大の仕事は部下をやる気にさせること。前向きな飲み会を演出できない幹部は明らかに管理職失格です」(mixiニュースより)
いやぁ〜確かにノミニケーションってのはあると思うわ。ぶっちゃけ話なんてこういった場じゃないと出来ないし、タバコ吸わない人は喫煙ルーム会議もできないしねぇ。
さて年始はさすがに多くの企業から営業が挨拶に来ているんやけど、今日お客さんとどこぞの会社の営業さんが話しをしていて、終わった後にお客さんから呼ばれたので行ってみると、どうやらGoogle検索のアプライアンスを紹介されたらしくこれに興味をもたれたようで意見を求められた次第。お客さん先では以前からファイルサーバーの集約を進めているもののフォルダ階層やらの統一と徹底をどうするかでずっと思案されていて、ここは逆転の発想でトップダウンで無理に縛るよりは、検索の方に活路を見出すというのもありかもしれないということなわけだ。
一応自分の方からは、エンタプライズサーチは時代のトレンドであることと、MSにも同様のSearch Serverがあることを伝えて参考URLを紹介してこちらにも興味をもたれたようだったけど、「でもやっぱり検索と言えばGoogleだよなぁ〜」と言われていた。なるほど検索分野におけるGoogleのブランドは凄いもんだとあらためて思ったが、まぁなんにせよこれからは情報を整理分類することに手間をかけるよりも、無秩序な中から知りたい情報を的確且つ速やかに引き出すというほうが時代にあっているのかもしれないとあらためて思った出来事でした。
(んでこのSearch Serverは自分が調査することになるんだろうか・・)
さて山本勘介が終わって篤姫には全く関心がなかったものの今年はなんと直江兼続が主役ということで、また観てみるかなってことでキャストを調べてみるとこりゃ凄い!
・直江兼続⇒妻夫木聡
・石田三成⇒小栗旬
・伊達政宗⇒松田龍平
・真田幸村⇒城田優
・上杉謙信⇒阿部寛
・織田信長⇒吉川晃司
・小早川秀秋⇒上地雄輔
あと女性陣も木村佳乃、常盤貴子、長澤まさみ、愛武紗希、深田恭子(なんと淀君!)、杏
という今が旬の役者ばかりを揃えてきやがった。
風林火山の時は謙信役のガックン以外は地味(演技派)なキャストだったけど、今回は超豪華だ(^^)
実は戦国の中では毛利家が一番好きな自分としては、毛利輝元が出てくるってところがちょい楽しみ。だって輝元ってなかなか歴史ものでもお目にかかれないしねぇ〜関ヶ原でもぱっとしなかったし。ちなみに役者は中尾彬だって〜。
さてまた一年楽しみに観ていくとしよう(^^)
ずっと悩んでたんやけど正月セールの勢いにのってとうとうTVを買っちゃいました。46型のプラズマテレビなんやけど、いざ家に届いてみると確かにこりゃデカいわ(^^)無料放送ってことでスカパーとWOWOWが観れるけど、やっぱり映画はでかいのに限る確かに暗いシーンでもはっきり観えるしねぇ。他にもNHK BSでプレミアリーグの再放送も観れるんやけど、これも大迫力ですわ。まぁ前のブラウン管が新聞奨学生の入所時に購入した21型だったので特にインパクトが大きい。
ってことでようやく我が家もデジタル放送対応になりました(^^)
これほど急激な世界不況について一応TVではサブプライム問題ということで語られているが、どうもそもそもの原因はそこだけじゃないんじゃないかって疑問がずっとあったこともあり、正月休みにちょっと自分なりに調べてみて少し今の状況をもたらした原因の本質が見えてきた気がする。細かく書くとかなり長文になるので、時系列で簡単に歴史を書いてみる。
・70年代の2度の石油を契機に先進国の成長率が鈍化
(つまり従来の産業資本主義の限界)
↓
・米国を中心に金融資本主義へシフト
(サッチャーの為替取引自由化など立て続けて規制緩和実施)
↓
・株価総額を重視する評価制度への偏重
↓
・企業は内部留保を貯め込む必要に迫られコスト削減を重視
(下請けへのコスト圧縮、派遣労働者の積極採用、正社員に給与抑制)
↓
・日本もグローバリズムの名の下に金融資本主義へ舵を切る
(1999年派遣法改正)
↓
・サブプライム問題が深刻化
↓
・派遣労働者の契約解除続発
ということになるようだ(かなり乱暴だけどね)。
ここで問題になってくるのが、今の時代の企業経営は以前のような社員を守ることが美徳であるという風潮から、株価をどれだけ高くできたかで経営の良し悪しを決めてしまうという風潮が蔓延してしまっていることなのである。実際の派遣切りを行っている自動車会社も電気会社も内部留保自体はかなりの額になっており、日経でも大手16社の内部留保は過去最高に達しているとあった。
にも関わらず少し売上が落ちたからと言って、内部留保を切り崩すこともなく簡単に派遣を切るのは、ひとえに株価の下落を気にしてのことというところに行きつくのである。
まとめれば確かに直接的にはアメリカの投資銀行の行き過ぎた投機が今の状況を作ったことは確かだが、では何故これら投資銀行がこれだけの強欲主義に走ったのかについての議論しなければあまり意味がないということなのである。
そういえば大学では経済学を専攻していたんやけど、確か当時ノーベル賞を取った金融工学の権威が2名も在籍するヘッジファンドが破綻したというニュースを見たことがある。自分もデリバティブ分野の教科を何気なく受けた気がするがなんかよく分からずに単位を捨てたことがあったなぁ(^^;まぁそれだけの今の金融商品ってのは複雑怪奇ってことなんでしょうね。
ここで自分の身に置き換えてみると、IT業界は企業の旺盛な設備投資意欲によるところが大きいため、なるべく内部留保をためてもらって、それらをIT投資に吐き出してもらう必要があり、こういった一面から今の状況をみると派遣切りなどのコスト圧縮策も少し複雑な思いで見えてきてしまう・・。
この状況を各国政府はどう乗り切るのかってところは非常に難しい問題で、オバマ大統領にせよ、衆院選後の新政権にせよ、非常に難しい課題を解決しなければならないってことだけは確かだ。
ビリーボブソーントンの宇宙ものってことで借りてみたが、描き方によってはコテコテながらももう少し感動的に作れた気もするが、及第点の内容。ただビリーボブソーントンが宇宙パイロットで、ブルースウィリスがNASAにいるってところが、例のあの作品を思い出してちょっと笑えた。
前作「THE 有頂天ホテル」はイマイチ笑いどころがなく拍子ぬけした感があったものの、今作は何箇所かは笑えるところがあった。ただ三谷幸喜の作品ってことであればもうちょっと笑いどころが欲しいと高い要求を出してしまう。やっぱり「ラヂオの時間」があまりにも面白すぎたからなんだろうなぁ。