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2012年08月08日

FFP導入の影響

契約直前と思われたブラジル代表ルーカス・モウラの契約が、3600万ユーロという破格の金額でPSGに横取りされちまった。
近年のPSGは石油資本が入ったことで、最近でもパストーレ、モッタ、ラベッシ、ズラタン、チアゴと大型補強を繰り返し、今夏の補強費は1億ユーロを超えるってんだから、チェルシーやシティともども景気が良いこって。

石油資本で一気に選手を集めてトップチームに躍り出るって方法論が近年は顕著(マラガ、アンジ等)だが、ここに待ったをかけたのがUEFA代表のプラティニ会長!
ネットで色々と調べると今季の会計監査報告に基づいて来期の13/14シーズンから正式にFFP(ファイナンシャルフェアプレー制度)が導入される予定なんだそうだ。

このFFPってのは、つまりチームの総収入を総支出が上回ってはいけないって制度で、これを破ったチームはUEFA主催のチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグに参加できないというもの。
 ⇒ユース補強費や地域コミュニティ活動に掛かる費用は除外

プレミアリーグでもアーセナルは昔から収支安定路線なので問題なく、我がマンUについても最近は大型補強を控え、選手年棒も各リーグのトップチームと比べても抑えられており、もともと圧倒的な人気による多額の収入があることからもそれほど悪い状況ではない。

これについてマンUにはオーナーから押し付けられた多額の負債があるじゃないかって話もあるが、それはBS上の話であって、ここで争点になるのはPL上の損益のことである。まぁCFベースってことだと負債返済に掛かる財務CFが大きく影響してくるけど、このあたりのFFPの基準はよくわからない。

なんにせよ、FFP本格導入以後は、PSGのように総収入を大きく上回るべらぼうな大型補強はなりを潜めると期待しているが、オーナー企業が多額のスポンサー契約をチームと結ぶなどの抜け穴があるんじゃねーのって話もあるので予断は許さない。
 ⇒プラティニはこれについても絶対に許さないと豪語しておられるようですが。

ってことで油資本組よ、今にみていろ!

Posted by GAMMARAY at 2012年08月08日 21:24 | TrackBack
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