先日「マネーボール」を観に行ってきた。映画自体はいつもの野球スポコン系とは違って、アスレチックスのGM ビリービーンに焦点をあてた人間ドラマが中心に書かれていて個人的にはとても見応えがある作品という感想。
ただそれ以上にこの映画で出てくるビリービーンはまさにコンサルタントのあるべき姿そのもだと思った。
・先入観に捉われず事実と1次情報に基づいた論理的な分析
・抵抗勢力に屈せず自分が掲げる施策を信じて貫き通す姿勢
そう、コンサルタントという職業は上記のことを貫徹することが実に難しいことが多いと感じる。
それは往々にして選択と集中をしようとしない顧客側の抵抗によるところも多いが、コンサル側もそこで簡単に折れてしまうこともまた大きな理由である。
この作品はコンサルタントという職業を生業にしている全ての人たちに見てほしいと思う。