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2011年01月24日

上流工程完璧主義

ITに関する情報を最速で掲載してくれるpublickeyで「客が本気にならないといいシステムができない。東証arrowhead成功の鍵とは 〜 」という記事が掲載されていた。この中で宇治浩明氏が講演で上流工程完璧主義と話されているが、こんなのアジャイル原理主義な人たちが見たら目くじらたてるんちゃうかぁ〜って話なのだが、これには当然前提があり、それはタイトルにもあるとおり「客が本気になれば」ということ。そうシステム開発なんてどうやってもSIerだけで成功するわけがなく、ここにコンサルを入れたところで結果は同じ。要はIT部門や利用部門が本気で現行業務の問題点を洗い出し、次代のあるべき姿について徹底的に考え抜くことができるかどうかが成功の鍵と自分も思っていて、これが成立しうるのであればウォーターフォールでも十分に成功できると自分は思う。まっ、もちろんそんなIT部門が世の中にどれだけあるのよって現実論は当然理解していて、東証はそれ以前に世界中からの批判の嵐があったればこそ、このような重厚な陣容と鬼気迫る心構えを備えることができたんだってのはまぁそうかもしれない。ただひとつ言えるのは顧客側が本気でなければ、アジャイルでやろうがなんであろうがシステム開発は必ず失敗するってこと。むずかしい問題ですわ。

Posted by GAMMARAY at 2011年01月24日 14:09 | TrackBack
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