学校や前職やそれ以外の人たちと話をしていてなんだかねぇ〜と思うことが最近よくある。ってのは将来的に「自分がどうなりたいのか?」「何をしたいのか?」ってところの方向性が定まっていない人がほんと多いってこと。自分も20代の若手とかにこの手の話をすることはあるけど、業界に10年以上もいる人でも未だ定まらずってのがほんと多いのよね。自分に言わせればこういったところが定まらずして、よく安穏とこの業界でやっていけるなぁ〜と思うし、そもそも10年もやってれば業界や組織の粋も甘いも見えてくるわけで、それをどうにかしようとか何も思わないのが不思議なくらいやけど。まぁこの裏にはなんだかんだ不平不満を言ったところで、結局仕事は営業がとってくるし、自分にノルマがあるわけじゃないし、とりあえず作っていれば飯が食えるし、残業すれば+αも稼げるって都合の良い環境が、上記のような「将来的な〜」みたいなところの思考を麻痺させてしまっている、いや考えないようにさせてしまっているんだろう。まさに戦後日本の構図じゃねーか。将来に夢や目標がないと”ゆとり世代”を揶揄する記事を見かけるが、そんなのどの世代も同じだって。自分としてはその方向性がグローバルリーダーであれ、CIOであれ、(なんちゃってじゃない)アーキテクトであれ、起業であれ、なんかこう「俺はこうなるんだぁ〜」ってモチベーションのスゲー連中と仕事がしたいわ、じゃないと俺が成長できない。今の状況を業界や組織のせいばかりしてないで、自分で考えて行動を起こせと言いたい。