スキルが足りないエンジニアにどうスキルをつけさせるのかって議論で、結局のところなんとかして知識を詰めこませるってことなんだと。これってどこかで聞いたことないですか?そう今の学校教育そのもののプアな発想なんだよね。それなら義務教育など既に十分な歴史をもった教育体系があり、学校でも自宅でも「勉強しろ!」って言われるようなある意味では理想的な学習環境にありながら、何故に生徒は勉強をしないのかってことをまず最初に考えないと、このカリキュラムじゃダメだから、今度はこれで行ってみようという話になり、挙げ句の果てが無為無策なゆとり教育で、結果は教育水準の低下なんて笑い話にもならない状況になる。
つまり何故スキルが上がらない(つうか勉強しない)のかってところの本質はカリキュラムがどうとかじゃなくて、動機付けの問題なんだよね、これが出来ればほっといたってどんどん勉強していくもの。例えば義務教育ってテストの点数が良くても悪くても在校中はなんら影響ないからね、これをITに置き換えるなら別にスキルがたまたま足りなくてリリースになっても次の仕事はほいほいやってくるし待ってればええやってのと同じ感覚。ならいっそのこと減俸とか解雇とか、どーんとボーナス出すとかさって、ここまで書いてて結局これも今の学校教育のプアな発想と同じな気がしてきた(^^;んでもまずは動機付けをさせる方法こそが第一で、カリキュラムなんてその後で十分だと俺は思うんやけどね。
どうしてもどれだけ学習したのかってことを定量化したいなら、既に対策が見えている資格試験とかじゃなくて、オリジナルのテスト集でも作って定期的に受けさせて判断すれば良いんじゃなかろうか。
ちなみに最近フットサルメンバーの一人から「教則DVDを持ってませんか?もう負けるの嫌なんすよ」というメールが来た。自分は初参加の対抗戦に惨敗した直後からどうやったら強くなるかについて色々と勉強してきて、周りのメンバーにも色々と言ってきたんやけど、それまではあんまり誰も動かなかったけど2年たってようやく目が出てきた。理由は簡単でどん底に落ちたから・・そう今ガチチームの方が大スランプでなかなか一般大会で勝てず、結構チーム内に危機感がふくらんでたのよね。
1000回頭ごなしに言うよりも、1つのきっかけで簡単に人は変われるという良い例だ。
(まぁそれでこのスランプから脱出できるかはわからんが・・)