人と人との触れ合いを重視するイーストウッド監督らしく、派手な映像を重視する昨今の戦争映画とはちょっと趣が違うところもある。 しかし全体的に深さが足りない感が強く、英雄に祭り上げられた兵士たちと、その周辺の人々の苦悩が伝わってこないところが残念。 ただやっぱり「硫黄島からの手紙」とセットにして観た方が、より楽しめるのは確かだろう。
父親たちの星条旗