ITProの記事「プログラミング情報誌受難の時代」
なんと「Windows Developer Magazine」が休刊になるそうです・・これによって現在不定期で発売されている.NET Expert以外の全ての.NET系雑誌が休刊になることになる。
ただこれは業界的に受難の時代のようで、mixiで見たところによるとJava Worldも不定期発売(?)だかなんだかになってしまうらしい。
Windows Developer Magazineは、ターゲットにしているのが割りと初心者よりだったこともあり、自分も購入することはあまりなかったのだが、だからと言って上級者をターゲットにしたMSDNマガジン、SQLServerマガジンが相次いで休刊、Javaの世界だが比較的初、中級者よりと思われるJava Developer、Java Worldが休刊の憂き目にあっていることを鑑みると、全業界的に技術系雑誌の市場が縮小しているということなんだろう。
原因のひとつとしてはWebメディアの台頭が大きいとは思うが、ひと昔前と違ってツールの性能が飛躍的に向上し、あまり考えなくてもモノが作れてしまうため、敢えて雑誌を購入してまで継続的に勉強をしないという昨今の風潮もひとつにはあると思うが、
「雑誌という他人の主観においてまとめられた情報パッケージ(編集物)との間に,言及の浅さや物足りなさといったズレが表面化してしまい,編集者ひいては出版社に対する満足度・信頼感が相対的に低下していることもある」
これは自分にあてはめれば確かにその通りかもしれない。
まぁいずれにせよ、自分が買う買わないに関係なく、数少ない.NET系雑誌として長く続いて欲しいと思っていたが、非常に残念です。
はぁ・・このまま技術雑誌は消滅してしまうのだろうか・・
Posted by GAMMARAY at 2006年10月06日 11:29 | TrackBack