@ITでtsuneさんの記事「第1回 Team Systemのテスト機能の実際」が公開されていますが、実は今日ちょうどTFSを使った常時ビルドやTest機能についてのプライベート・ワークショップ(?)を受けてきたところなんですよね。
なるほどMSBuildはデフォルトで利用するにはちょっと問題ありってことがよく分かった、いやただ最新のソースをGETして、ビルドする工程を自動化するだけなら問題はないんだろうが、その後のトレーサビリティまで視野に入れると、こりゃカスタムしないと使い物にならんってことね(特にフォルダの命名規則は・・)。
それから記事中では触れられてないようなんですが、VSTSの自動テストを行うと実行する毎にフォルダが作成され、テスト対象アセンブリが全てコピーされるんですよねぇ・・まぁこれは正当な仕様であり、テスト失敗後の追跡可能性ってところで確かに説明はつく。
ただNUnit+TestDriven.NETの構成によるテスト自動化のメリットとして、開発中でも気軽にテストを実行でき、開発にリズムをもたらすってのがあると思う。
テストそのものは自動化出来ても、結局テストを実行するトリガは人間であり、毎回テストする度にコピーが作られてHDDを圧迫すると考えると、あまりお気軽にテストをする気になれないのよね・・、いやスクリプトかなんかでResultフォルダを定期的に削除って話は分かるんやけど、なんとなくねぇ・・自分の性格がせこいだけなのかもしれないけど(^^;
まぁこれは自動化後のTFSを絡めたバグ管理などどリンクして考えないと、単発の議論では意味が無いってことなんだろうけど、どうも自分はまだVSTS+TFSってのが本当に開発の現場に福音をもたらすのかどうか判断しかねている状況・・せめてNTeamがものになっていれば、比較も出来たんやけどなぁ。