普通のファンタジー作品としてであればそれなりに良く出来てはいる。
が、あの「バロン」「バンデッドQ」を世に送り出したテリー・ギリアム監督にしては非常に大人しい作品と言わざる負えない、なんというかディズニー作品の域を出ておらずほとんど毒がなかったところが残念。
あとマット・ディモンとヒース・レジャーの主役二人にそれほど魅力がなく、どうもこの二人の兄弟愛ってのも気恥ずかしく感じてしまう。どうせなら井戸から出て来たドロドロマン(?)や馬が少女を食べてしまうようなノリで終始やってくれれば、ギリアム復活!と叫べるんだけど・・