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2005年05月30日

ミリオンダラーベイビー

 ミリオンダラーベイビー自分にとっては感動や悲しさよりも"強さ"という言葉を作品の中から一番感じた。
老トレーナーとボクサーの実の親娘以上の絆の強さ、老トレーナーと元ボクサーの従業員との友情の強さ、そして貧乏から抜け出さんとするボクサーの意思の強さ。
前作「ミスティックリバー」においても今作においてもクリント・イーストウッド監督は観客を泣かせて良しとはしない、それ以上の理解と感慨を観客自身に求めてくる、故に観る側にも演じる側にもそれなりのパワーと覚悟が要求されるのだと思う。
モーガン・フリーマン、ヒラリー・スワンク、ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン、そしてクリント・イーストウッド・・この覚悟に応えられる役者はそう多くはない。

名作「ロッキー」は冒頭から未来へ向けての希望を感じたが、「ミリオンダラーベイビー」は冒頭からなんとなくロッキーとは逆の何かを感じていた・・この老トレーナーはこの後一体何を思って生き続けるのだろうか・・

ミリオンダラーベイビー

Posted by GAMMARAY at 2005年05月30日 13:22 | TrackBack
Comments
私も観ました。 良かったですね(^_^) Posted by: makmak at 2005年06月03日 00:17
コメントありがとうございます! ほんとに良い映画でしたねぇ〜(^^) Posted by: GAMMARAY at 2005年06月03日 00:22
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