子供たちの演技がとても自然でまるでドキュメンタリー作品を観ているかのような錯覚を受ける。
故にこれと言った脚本があるわけでもないのだが、こんな現実が実際にこの日本であったのかと思うと無性に悲しくなる・・長女 京子(北浦愛)が次第に絶望的な表情へと変わっていく様、次女 ゆき(清水萌々子)が弱々しく明の袖を握るシーン、次男 茂(木村飛影)のただひたすらな無邪気さ・・それら全てがとても重くのしかかってくる。
この映画に唯一の救いがあるとしたら、全てを抱え込んで奔走する長男 明(柳楽優弥)が母との会話で見せる一瞬の微笑み、だがそれも・・
こんなことが2度と起こらないことを切に願ってます。
この作品だけは作品パッケージではなく、敢えて4人の兄妹が揃ってる幸せそうなイメージを掲載してみた。
Posted by GAMMARAY at 2005年04月06日 13:00 | TrackBack