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2005年03月08日

パターンフレーム

パターンフレームというパターン図がある。
縦軸に3つの抽象化レベル(アーキテクチャ、設計、実装)、横軸に4つの視点 (データベース、アプリケーション、配置、インフラストラクチャ)を表すグリッド上の図のことである。
このパターンフレームに"パターンのクラスタ"を配置していくと、様々なパターンの役割や抽象化レベルが視覚化されるわけなのだが、これを踏まえていろいろと考えていくと何気に面白い (と自分は思う)
例えばレイヤーパターン (又はそれを洗練した3レイヤーパターン) はアプリケーション、配置、インフラストラクチャという複数の視点に横断的に関わってくるパターンであり、アーキテクチャの抽象化レベルに属する、ページコントローラパターンはアプリケーションの視点から設計の抽象化レベルに属するという形で配置していく、視点を制約と置き換え粒度を更に細かくしていくことで、パターン間の関係をより詳細に視覚化できるというわけです。
いや何故にこんなことを書いているのかというと、今まで利用したパターンでも今までの経験や知識などから少しずつパターンフレーム上での位置付けが変わっていることに気づいて、なんか妙に納得してしまったんだなぁ〜ってだけなんですけどね。
エンタープライズソリューションパターンは今後も何度も読み返すことになることでしょう。

Posted by GAMMARAY at 2005年03月08日 14:14 | TrackBack
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