についてご存知だろうか?
2つのエピソードがある。
自分がCGデザイン学校のデジタルハリウッドに行ってた時に、本科のデザイナーの女の子が原宿て友達と個展を開くからってことで観に行ったことがあるんやけど、そこにあったのはガラ〜んした部屋の中に道が作られており、その周りを白い花が敷き詰めてあった、そしてその道の先にはCG静止画が投影されている・・かなり異様な光景だったんやけど、そこで彼女に言われるがままに道の真ん中に立ってみると、壁に映された映像に自分の姿が・・彼女曰く、「これで作品が完成するわけ」と言っていた。
新聞奨学生時代に音楽関係の専門学校に通っていた後輩の女の子から「一番怖いホラー映画ってなんですか〜?」と聞かれたのでとりあえずリングを観ればと答えたんやけど、どうやら全く怖くなかったとのこと。
どうやら昼間に友達とガヤガヤしながら観てたらしい・・
この2つのエピソードで何が言いたいのか? (かなり強引ではあるが・・)
そう、ホラー映画というのは観る側の人間が積極的に映画の環境作りをしなければならない唯一のジャンルなのである。
例えば、昼に観るのは論外!まだ太陽がサンサンと輝いてる真昼間にホラーを観たところでただのコメディにしか映らないだろう。
それから友達というか二人以上で観るのもあまり賛成しない、これは実は映画館で観る事もあまりお奨め出来ないってことにもなるのだが、クライマックスのタイミングで隣の人が咳でもしようもんなら一発で素に戻ってしまうではないか!特に男の立場としては怖がってる素振りを見せてはいけない!と妙に片意地を張って映画に集中できなくなってしまうことがままある!
ってか昨今は男よりも女の方がホラーに抵抗がなかったりジェットコースターなりに乗りたがったりして、まったくどうなっとんだ男どもよ!
とちょっと話がそれたけど、そもそもホラーをわざわざ観る以上はなんだかんだ言っても怖がりたいから観るんだろうと思うわけで、にも関わらず少しでも怖くないようにと真昼間に見たり、部屋の電気をつけてたり、他の誰かと見たりという明らかな矛盾と共に観た挙句、放つ言葉が・・
「え〜あれ、怖かったぁ〜?なんかあんまり怖くなかったよぉ〜」
渇ぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っつ!
いや、そもそもこれではせっかく忙しい中、わざわざ井戸を登ってきてくれる貞ちゃんや、天井から落っこちてでも、えっちらおっちらやってきてくれる伽耶子はんに失礼ではないか!
としお君の教育上もよろしくない!
ようするに
・ホラーは0時を過ぎてから!
・部屋の電気は消して、カーテンも閉める!
・一人で観る!
・TVのボリュームはなるべく大きく! (近所迷惑には気をつけよう)
それから何気に座る位置は部屋の中央がベスト!というのは、Jホラーは割りと室内で色々と起こるシーンが多い為、だんだん盛り上がってくると背後に何かがいそうな錯覚に陥ったりする、これが結構怖い(^^;
どうせホラーを観るんなら徹底的に怖い雰囲気を作って観ようではないか。
そうすると貞子も伽耶子もダミアンもキョンシーもゾンビもマシュマロマンもモンスターズインク・・はどうやっても可愛いけど、まぁようするに怖くなるわけだ。
まっそういうことだすな。
Posted by GAMMARAY at 2005年02月15日 00:45 | TrackBack