にしてもこれはもう監督の趣味だけで突っ走ったって感じの映画。
最近ではそれほど目新しいこともない全編ブルースクリーン撮影に、更に質感や色彩までもどっぷりと監督色に染め上げるあたり、配給サイドがよく許可をだしたもんだと素直に賞賛。
ただそのトーンが故にやや映像に重さを感じるものの、話のノリと役者の軽快さとうまく調和しており、バカバカしくも楽しい娯楽大作に仕上がったという印象。
ちなみにこの作品、観てる途中にいくつかの映画へのオマージュが見え隠れしたりして、例えばドックの中にさりげなくアイアンジャイアントが出てきてたり。
この作品のレーベルってまだ新しい会社らしいけど、ちょっとこれからも楽しみかな。
Posted by GAMMARAY at 2004年12月09日 01:17 | TrackBack