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2004年11月11日

アーキテクトの姿勢

今日は昼休みの時間を利用してITProから印刷した「システム・アーキテクチャ論」を読んでいた (ちなみに昼飯は抜き)
内容は概念レベルからある種の世界観にまで踏み込んでいるだけに一読で全てを理解することは難しいが、とても興味を持って読ませて頂きました。
ここで著者の萩原さんが考える「アーキテクトの姿勢」について書いておきます。

○ 万能な技術はないことを認識せよ
抽象化には「抽象化のやぶれ」、モデル要素の導入には前提条件と限界のリスクが存在する、故にオブジェクト指向も万能ではない

○ 技術に中立であれ
流行にとらわれず本質的な技術の意味と価値をとらえること

○ 変化に対応せよ
変化する部分を予見して分離せよ、これには深い洞察力を必要とする、むしろ一歩進んで、自ら変化を作り出すビジョンを持つことに努めるべき。

○ モチベーションを維持せよ
新技術への絶え間ない挑戦には強い意志が必要で、留まることを許されない。
自分で限界を設定してはいけない。

このことは今後の自分の為に肝に銘じておきます。

Posted by GAMMARAY at 2004年11月11日 13:01 | TrackBack
Comments
ソフトウェアの匠の内容と同じやつですよね。 私もこれ、一気に読みふけってしまいました。 #いろいろと考えさせられたなぁ。 Posted by: 中西庸文 at 2004年11月11日 14:23
買おうか迷ったんですが、安易な方に逃げちゃいました(^^; でもまだ羽生田さんの方が全部そろってなくて・・ Posted by: GAMMARAY at 2004年11月11日 21:00
羽生田さんの方は結構長いですからね。 あ、荻原さんの日記についてざっくばらんにあーだこーだと議論しようという意図のコミュがmixiにできてます。ご本人様も参加されたようなのでチェックしてみて下さいな。 コミュ名は アーキテクトサロン です。 Posted by: 中西庸文 at 2004年11月12日 13:34
あ、面白そう! 早速入ってみます。 Posted by: GAMMARAY at 2004年11月12日 15:43
ありがとうございました! 楽しく議論ができたらいいなと思います。 Posted by: 中西庸文 at 2004年11月12日 22:10
アーキテクトサロンの写真もなかなか良いですね(^^) Posted by: GAMMARAY at 2004年11月13日 10:59
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