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2004年11月04日

コラテラル

コラテラルマイケル・マン監督の作品をひと言で表現すれば「ストイック」のひと言に尽きる、これは決して「クール」と同義ではなく彼の過去の作品で描かれた男臭さもまた必ずしも「クール」ではない。
その点で言えば今作のトムクルーズの役はあまりにもおざなりな印象を受けた・・ひょっとしたら監督はトムクルーズの新たな一面を形作りたかったのかもしれないが、これではただうるさいだけのチンピラとそう変わらない・・この作品を観る前はトムクルーズにもっと違う何かを求めていただけに失望は大きい。
それでもマイケルマンが描く大都市の風景描写はまさに息を呑む程美しく、そして冷たい・・以前から思っていたのだが、マイケルマン監督には一度東京という街を是非撮ってもらいたいと思ってて、彼のフィルターを通して東京という街を一度観てみたい。

映画冒頭のジェイミー・フォックスとジェイダ・ピンケット=スミス二人のタクシーの中での掛け合いが、妙に気持ち良かったのは、さすが対面での会話を大事にする監督らしい演出。
ジェイダ・ピンケットがタクシーを降りた後のジェイミー・フォックスの表情と、彼女が戻って名刺を渡した時のジェイミー・フォックスの表情や心理の変化が凄く好き!

コラテラル

Posted by GAMMARAY at 2004年11月04日 00:41 | TrackBack
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