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2004年10月11日

感染/予言

感染/予言6人の気鋭ホラー監督らで設立されたホラー専門レーベル「J―HORRORシアター」の第一弾ってことでそれなりの期待はあったのだが、まず「予言」については論外。
怖くも面白くもないし、あのラストて感動を呼べると思っているのだとしたら、製作側自身がJホラーというジャンルを軽んじているとしか思えない・・酒井法子はどうみても大根役者だし、三上博史はギャーギャーと喚くだけ。そもそもこのレーベルで幼稚な感動シーンを盛り込む必要があるのか?
これで世界配給とは片腹痛い。

逆に「感染」の前半から中盤にかけての異様極まりない雰囲気は悪くない。
退廃感を醸し出すのに一役かっているカメラフィルタとアングル、頭から やばそうな病院内で次から次へと伏線が貼られていくので、終盤に向けて期待も膨らむのだが・・やはり想像した通り、情報過多でまとめきれなくなってた気がする。
それでも佐藤浩市はやはり上手い! 高島弟も悪くなかったし、南果歩はほんとに異様で、アイドル陣も無難に気持ち悪かった(^^;
篠田監督は「催眠」「パラサイト・イブ」を撮っただけあり、さすがに病院ものをお手の物ってことでしょうかね。

今回の感染/予言については完全に監督の差が出た気がするが、最初から世界公開を狙うのであれば、やはりそれなりのレベルで作って欲しいと願うばかり。
ただ次からは
・清水崇 (呪怨)
・高橋洋 (リング2)
・中田秀夫 (リング、仄暗い水の底から)
・黒澤清 (CURE、回路)
という言わば真打ち勢が待機しているだけに、期待したい。

感染/予言

Posted by GAMMARAY at 2004年10月11日 11:49 | TrackBack
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