キャメロン・クロウ監督は人を魅力的に撮ることが実にうまい監督だ。
「ザ・エージェント」でもトム・クルーズ、キューバ・グッディング・Jr、レニー・ゼルウィガーらは本当に魅力的だった。
しかもこの監督は人を撮ることについて全く手抜きをしない。
今作に登場する主人公、ペニー、ラッセルはもちろんだが、心配性の母親、その母に反抗し奔放に生きる姉、彼女たちもなんとも活き活きとしてるではないか。
実はこの作品はアカデミー賞(2000年)第73回 脚本賞を受賞しているのだが、その前にゴールデングローブ賞(2000年)第58回 作品賞(ミュージカル/コメディ部門) 、助演女優賞(ケイト・ハドソン)も受賞している。
ケイトの助演女優賞は文句ないにしても、果たしてこの作品ってコメディなのかな?
俺が観た感じでは非常にクールな映画という印象を受けたけどなぁ、だって最後にラッセルが満足そうに去っていくシーンを観てコメディって言えるかよ(^^)
にしても洋題「almost famous」が邦題だと「あの頃ペニーレインと」・・なかなかやるねぇ〜。
70年代、ロックがもっとも輝いてた頃のお話。
Posted by GAMMARAY at 2004年07月08日 11:57 | TrackBack