戦争映画はあまり美化し過ぎるとその本質である狂気がぶれちゃんだよね、個人的にベトナム戦争を扱った映画に名作が多い由縁は、そこで描かれる人間達の圧倒的な狂気、正義も英雄もいないただひたすらの生への執着、それが見事に描かれているからに他ならないわけで、リアルな戦闘シーンなんてただの飾りに過ぎないのだ。
まぁ戦時中における美談として泣ける人には泣ける内容ではあるが、本当の狂気が見たければ今日TV東京で放送されるヴォルフガング・ペーターゼン監督の最高傑作「Uボート」を是非。
Posted by GAMMARAY at 2004年07月01日 20:30 | TrackBack