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2004年05月21日

韓国映画の底力

PREMIERE 7月号今月のPREMIEREは韓国映画大特集だった。
とにかく今最も勢いがあるのがこのコリアンムービーで、新しく公開されるものも含めると「スキャンダル」「4人の食卓」「ブラザーフッド」「シルミド」など盛りだくさんであり総じてどの作品も評価が高い。
これはもちろんSQ(スクリーンクォータ)制度の影響が大きい、SQとは1つのスクリーンで年間106〜146日間韓国映画を上映しなければならないという制度のことであり、ともすれば保護政策ではあるが、自国の文化を国を挙げて守ろうという姿勢は共感できる。
しかも驚異的なのは2003年の自国映画の占有率は実に49.7%に達したという、しかも2,3月については最高で80%を突破したとのことで、分かりやすく言えばシネコンで上映される映画の80%が自国映画だということになる。
日本でも宮崎映画と東映アニメ映画とドラマ映画が同時期に上映されることもあるだろうが、これとは根本的に質が違うのだ。
何かと良くも悪くも対立関係を繰り返してきた日韓であるが、現状ではゲーム、アニメは日本、映画は韓国という構図になってきてる気がする・・いうなればこの韓国映画界の成功のビジネスモデルをなんとかして日本でも実践できないものだろうか・・

Posted by GAMMARAY at 2004年05月21日 15:48 | TrackBack
Comments
日本でのオンラインゲームは8割が韓国産だし、アニメも実際の制作は7割近くが韓国・中国・アジア諸国だよ。まだパクリが多いが、オリジナル作品も増えてきている。すでに構図は傾いている。 どうも今の日本人の多くは自国の文化に誇りを持っていない感じ。特に官僚には顕著のような。 おまけに、財務省や外務省みたいな花形しか目指してこなかった人間が挫折して文化庁に入庁したとしても、やる気なさそう。 とりあえずコンテストを主催して、一等にご褒美、で終わりってのはどうかと。アマチュアに近いレベルまで片っ端から、商業的側面からの保護を推進すべきだ。金がないから実験的作品が作れず、新しい面白さが出てこない。面白くないから客が集まらない、では悪循環の典型例だ。 というかね、一般人を僭称する愚民どもは、オタ文化を阻害しすぎだ。オリコンとブランドと恋愛のみを特別視し、それ以外を徹底的に排斥し、弾圧し、無視する姿勢を改めよ!オタに光を! ……まぁ、オタ文化が保護に値するかどうかは別問題だと思う。現状のオタ文化が誇りに値するかと問われても、正直、首肯しかねる。 長いね。スマソ Posted by: DDT at 2004年05月21日 16:47
オタに光を!ってのは良いですねぇ(^^) 今まで日本が世界に誇ってきたものってどう見てもハードですもんね。 だから尚更こういうソフトに対する軽視ってかある意味侮蔑のようなものをお上が持ってるのかもしれません。 ようやくってかじょじょに気づき始めてると信じたいですが・・ Posted by: GAMMARAY at 2004年05月21日 16:56
書いてある映画はすべて見に行く予定。 あ、スキャンダルはどうだろう??? いくかな? Posted by: かずえ at 2004年05月21日 21:47
さすが韓国通(^^; 気合の入り方が違いますなぁ。 Posted by: GAMMARAY at 2004年05月21日 22:58
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