TOP
PROFILE
MUSIC TUNE
BBS
LINK

2004年01月14日

ひさしぶりのサラブレッドの名作かも

優駿と言う映画をご存知だろうか?
運営状態が危機的な牧場から生まれた優駿オラシオンが生まれ持ってのハンデを克服して、不可能と思われた日本ダービーに挑戦するという名作であるが、今度日本で公開される「シービスケット」はその内容の秀逸さから今年度のゴールデングローブ賞にノミネートされたらしく、オラシオンを越える名画となるかちょっと今から楽しみだったりする。

しかし現実の世界にもこういった泣ける話が存在する。
中でも印象的だったのがダービー馬”タヤスツヨシ”だ。
タヤスは冠名なのだが、ツヨシというのは馬主の親友の名前から名付けられたのである。
というのもその親友は当時かなり重い病気にかかっていたらしく、その友人に面会に行った時に「今度とても良い仔が生まれた!こいつは絶対にダービーをとるからお前もがんばれ」と生きるための糧にして欲しいという思いから親友の名前を付けたらしい。
このタヤスツヨシは確かに強かったのだが、いかんせん勝ったり負けたりとムラが多く、3冠戦の初戦”皐月賞”ではジェニュインの2着に敗れる・・しかし向かえた最高峰"日本ダービー"では直線で先行するライバル"ジェニュイン"を後ろから一気に指し切り見事ダービーを制覇!
親友との約束を果たしたという話がある。
その後その友人がどうなったのかまでは正直分からない・・結局友人は助からずに亡くなったという話もあるが、その後回復したらしいという話もある。
ただこの世に運命というものが存在するなら、きっと今は元気でいるんじゃないだろうか。

ちなみにタヤスツヨシはダービーで力を使いきったのか、その後は一勝も出来ずに日本ダービーでの勝ち蔵を最後にターフを去ったのである・・いや、この馬主と親友の話は良いのだが、俺はこの馬にはほんと泣かされた。
ダービーはバイトで行けず、その後京都新聞杯と菊花賞もこの馬から行って玉砕・・ちなみに言うとこの年はナリタブライアンの復帰した年で秋・天皇賞、JC、有馬記念ともにひどい目にあった。
いや、この期に及んで私情を挟んじゃいけませんな。

サラブレットの世界には他にも多くのドラマチックな話がある。
そもそもサラブレット3大始祖の内の一頭、 風の王 ゴドルフィン・アラビアンの伝説からして泣ける話だからねぇ。
ちなみに大学時代の某生物学系一般教養科目の論文試験で、このゴドルフィンの伝説を書いて提出したらD判定が付いたのは今だに納得がいかない!

この教授はどうせ一般教養科目だからとかなんとか言って、「以前はカレーの作り方を書いてきた学生に単位を上げました」とぬかしやがったから、素直な俺はてっきり「あ、この教授こういうノリとかアリなんやぁ〜わ〜い、もろたで栄光の単位2(^^)/」と理解し懇親の力作を書いたにも係わらずである。
あれほど劇的な論文を書いたのに、なんで・・以下長いので略 (^^;

Posted by GAMMARAY at 2004年01月14日 22:41 | TrackBack
Comments
Post a comment









Remember personal info?