年の瀬のクソ忙しい時期にツールを作ってくれと依頼してきたオリパーカーン (一応チームの正GWでカーンのユニを着てる) からメールが来たのだが、「なかなか良く出来てるなあ」って誰に口聞いとんねん!ってことをここで書きたいわけではなく、そのメールには"ある方"からのメールの紹介と左の画像が添付してあった。(便宜上Hさんと表記します。)
自分が以前勤めていたCG製作会社に入社したちょっと後にHさんは入社されたんですが、その会社を辞めた時期も大体同じ頃という妙な巡り合わせがあったり、 当時その話を聞いた時は自分のような技術屋一匹いなくなったところで大した問題でもないが、Hさんのような社内でも屈指のクリエイティビティの持ち主が去っていくというのは会社にとってどれ程の損失かを深刻に考えるべきだ!ってなことを周囲にもらしたりしたものです。
そのHさんは退社後、夢だった絵本の作成を手掛けられたらしいという話は風の便りっていうかカーンあたりから聞いてはいたのですが、まさかこんな素晴らしい作品を作っておられたとは・・
この作品はHさんがボローニャ国際原画展に出品する為に創作されたということですが、そのカーンが転送してくれたHさんのメールの一文に身が震える感覚を覚えた・・
「覚悟して創作に没頭した年でした」
Hさんのことを知っている人であれば、これがどれだけ重い言葉であるかが直感的に理解できると思いますが、自分なんてこれほどのことを言える程には何もしていないとほんと痛感します。
お互い目指すべき到達点は違っても、向いてる方向は同じかと思います。
頑張ってください、自分も負けないように頑張ります o(^ー^)o
※ 画像 (GoFind_YourColor) はHさんの許可を得て掲載しております。
Posted by GAMMARAY at 2004年01月06日 00:21 | TrackBack