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2011年06月21日

誰にとっての課題なのか?

PBLで実際の顧客を相手に業務改革の提案を行っているのだが、4月から始めたPBLも何回かのヒアリングを終えて、そろそろ課題設定の段階になってきた。ただし課題設定のところがなかなか難しく、ヒアリングの中で問題事象を抽出し、そこからWHY SO?、SO WHAT?を繰り返すことで、その事象はどういった原因で起こっていて、その事象はいったい何が問題なのかをどんどん深堀していく。
と、まぁこのようなアプローチは、それなりに分かっている人であれば誰でもやっているわけだが、どうも設定した課題についてPBL内で意見が割れてしまう。自分としては納得感があるのだが、それがどうもPBL内での総意とならないって感じ。ここで重要になってくるのは、その課題は一体誰にとっての課題なのか?という点であり、その人のスタンスや置かれた立場によって、同じ問題事象であっても課題の設定が変わってくるということ。ここを明確にしない限りは、皆が皆それぞれのスタンスで課題を論じるので、これでは総意になるべくもないってことなわけだ。まずこの話をしないことには先に進まんってことだわな。

Posted by GAMMARAY at 2011年06月21日 00:24 | TrackBack
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