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2011年01月26日

TOCとシステム開発

生産管理の世界では良く知られているTOC(制約条件の理論)の考え方って果たしてシステム開発でも活きるのだろうか?って疑問をもった。それなりの規模のシステム開発になると複数の開発チームに分かれるのが普通であるが、所詮人がやることなので当然進捗が進むところと遅いところが出てくるのが必然。これにTOCの考え方を当てはめると最もボトルネックになっているチームを改善ってことになるのかな。ただ生産管理の世界ではあくまで全体の流れの中でのボトルネックになっている工程のことを指しているため、これでいえば開発プロセスの中のボトルネックということなる。ただ後者だとそもそもウォータフォール型のシステム開発は規格品の大量生産を行うわけではないのでどうだろって思うものの、であればインクリメンタルな開発であればあてはまるのか。
ちょっと後者の方は置いておいて前者の場合だとどうだろ?進捗が良いからと言ってどんどん開発を進めていくと、思わぬ落とし穴によって大きな手戻りが発生するリスクがある。この落とし穴の回避は進捗が遅いチームが何故に進捗が遅いのかというボトルネック要因を分析し、改善後のやり方で他のチームも足並みをそろえる(同期生産)ことで結果的にリスクの回避が可能になるという考え方もできる。ふむ、もうちょっと勉強がいるな。

Posted by GAMMARAY at 2011年01月26日 16:44 | TrackBack
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