この業界はことあるごとに「本当のプロジェクトマネージャー、アーキテクトの不在」という言葉を見聞きする。
まぁ実際の現場で色々とやってるとこの言葉は普通に実感するのだが、この言葉の真意は本物がいない現場にではなく、本物に出会った時、そしてそれが本当に必要とされる現場に出会ってこそ痛烈に理解できるものだと思った。
もっぱら自分は前者のパターンでのみ理解し、前者のパターンでのみ自分の道を模索していたんやけど、たった一度だけ後者のパターンに出会っただけで、今までの何かが根底から覆るほどの衝撃がある・・。
全てのことは、本物に出会ってこそ、その真意に気付くものなのだと。
そしてこれこそ技術、プロセス、パターンなどよりももっと本質的、そしてそもそものモノ作りの根底にあるべきものだと・・これらの真意に気付けるか否かの差は上記、本物のPM,アーキテクトを目指すにあたって圧倒的な差になるだろう。
本やWebからだけでは決して学べないものを吸収できる今の状況は今後の自分にとってとても大きな時間である。
今が終了したときは、間違いなく自分は2.0へとステップアップしているだろうという確信が持てる、そんな現場は世の中にざらにはないだろうな。