TOP
PROFILE
MUSIC TUNE
BBS
LINK

2006年02月26日

技術話色々

@ITで「第3回 ソフトウェアの良い設計を行うコツ」が公開されています。
今回はkoidoさんとくろさんの合作で、MLでのやり取りから見てたので、なるほど完成版はこうなるのか〜と妙に不思議な感覚が。そう言えば先日fukuiさんと「自分たちのやつはどうやってNAgileと繋げましょうかねぇ」って話しをしたのをちょっと思い出した(^^;

本屋の技術書籍コーナーを歩いているとオライリーから「プログラミングC#」が発売されてました.第4版からはC#2.0、VS2005対応ということで思わず買ってしったんですが、C#エッセンシャルズとは打って変わって645Pの巨大本ですが、復習も含めて読んでいく予定。ただ出来ればリッチャーとダン・ボックスの2.0対応版を期待したいところですが。

現在EntLib2.0のドキュメントをひたすら読んでる日々ですが、CompositeUIABについてもドキュメントを読んでいる日々だったりします。CABを説明する時につい「Webパーツみたいな・・」ってところから入ってしまうんですが、これはSmartPartsの一面を説明したに過ぎなくて、CABはMVPパターンをベースのコンテキストに据えた本来の意味で言うアプリケーションブロックなのよね。ここで言うMVPってのはModel-View-Presenterの略で、MVPはModel - Presenter - Viewというように常にPresenterを介して通知を行う、言うなればMVCモデルの1形態と言えば分かると思う。もちろんここでもObjectBuilderを使ったり、属性ベースでEventBroker的にやり取りすることで結合度を低くしているのは容易に想像できるだろうけど。
そう言えばエンタープライズソリューションパターンにもObserverを介したMVCアクティブモデルの解説があったけど、これをOBで実現したらこうなるって見本的な意味合いもある。
ちなみにCABのHELPには
「Microsoft considers the use of this application block and other patterns & practices guidance as part of the roadmap to adopting Windows Presentation Foundation (WPF) in large smart client applications. 」
と書かれており、今後は結構重要な地位を占めてくる可能性もある。

こうやって色々と考えてるところでGATやBATなんてのがどんどん出てくるんだよね。今後はEntLib単体じゃなくて例えばBATレベルのもっと包括的な理解が必要だとつくづく感じる・・まぁ地道にやるしかないね、こればっかりは。
なんか世の動きを見ていると既に次世代へ着実に動いているのを感じるけど、実はp&p(正確にはそれを取り巻くコミュニティも)も着実に動いており、しかもそのスピードはずっと早いように感じることもある。
p&pが一体いつ頃からAgileに対して取り組み始めたのかは分からないけど、EntLibだけを見ても今までメインで開発していたScottからBrianに担当が変わったわけやけど、BrianなんてもろAgile Groupの人間だからねぇ、ひょっとしたら今一番アジャッテル場所かもしれないねぇ。

まぁ今後世の中がWinFXやらC#3.0なんてホットな話題でもちきりになったとしても、せめて自分くらいはp&p(とその周辺)をウォッチしていよう(^^)


Posted by GAMMARAY at 2006年02月26日 18:59 | TrackBack
Comments
http://www.microsoft.com/MSPress/books/6522.asp Richter のは、、、そろそろ出てるのか? 日本のamazonだと予約だけど、本国のほうはもう売ってるみたい。 Posted by: 小野@どっとねっとふぁん at 2006年02月27日 14:41
> 本国のほうはもう売ってるみたい。 間違い。まだ予約。 Posted by: 小野@どっとねっとふぁん at 2006年02月27日 14:42
これって翻訳されるまでまた時間がかかるんでしょうねぇ・・そもそも翻訳される保証はないけど。 なるべく早くの翻訳を期待したいですねぇ Posted by: GAMMARAY at 2006年02月27日 16:54
Post a comment









Remember personal info?