キングコングのリメイクというよりもピータージャクソンの最新作ということで注目していた作品。
前半はもはやジャクソン版ジュラシックパークとしか言いようがないほどのハチャメチャぶりで、その点で言うと本家ジュラシックパークやロストワールドよりも断然面白かったのだが、基本的にラストの展開は既に知っていることから、それ以上に見るべきものは特にない。敢えて書けばキングコングを「マイティージョー」のように誰にも好かれるキャラとしてではなくて、あくまでビーストとして描いた点は好感がもてる。
まぁジャクソン監督は観客が既にラストを知っているということを知ってたが故に、開き直ってハチャメチャなノリの映画にしたんだろうけど、個人的にはこの開き直りは悪くないと思う。