日本映画は数年に一本くらいでとても暖かい名作が公開されることがある。
自分にとって前回は「隠し剣・鬼の爪」だったのだが、「ALWAYS 三丁目の夕日」はその一本であることは間違いないだろう。
登場する人物は皆聖人でもヒーローでも悪党でもない、ただその時代を精一杯生き、そして小さな幸せを手に入れようとする普通の人々であり、それが時代の風景と相まって実に素晴らしい作品へと仕上がっている。
この映画を観に行った映画館の客層は若者から団塊世代まで実に幅広い構成だったが、あらゆるお客さんが涙していた。
「日本映画なんてお金を払って観に行く価値ないよ」
そんな偏見を持っている全ての人々に、是非ともこの作品を観に行って欲しいと思う。
ちなみにこの作品、CG工房「白組」の技が炸裂しています!
Posted by GAMMARAY at 2005年11月13日 19:56 | TrackBack