5度目の優勝を掴んだ岡田阪神だが、その猛虎の指揮をとった岡田監督の決して表には現さない苦悩が夫人によって語られている。
妻が語る岡田監督の苦悩
巨人のTV中継が5%台と破滅的に凋落する中、全国区という言葉そのものが消滅し、地元主体へと変貌を遂げる中で、特に阪神タイガースは名実ともに一番の人気チームと言えるかもしれない(某大衆雑誌2紙でも同様の特集が組まれるほどだが、いやほんともう虎、竜、鷹、鷲とか見てるともうTVの権威で巨人が球界をひっぱるモデルは終わったよ・・)。
そのチームの上にたつ者の計り知れない苦悩は、恐らく想像を絶するものがあるのだろう・・安藤夫人が心労で倒れた時の監督の心配り、こういったチームひとりひとりへの気遣い、そして時には叱咤し、ペナントでは緻密な戦略を練る、これは別に野球に限ったことではなく、全てのリーダーシップに通じるところではないだろうか。
今年の阪神の優勝をただJFKがどうとか金本、今岡、赤星、矢野がどうとかと言うレベルで語ってる内はまだ本当の虎の強さを分かっていない。
この人間"岡田"の下、がっちりとひとつにまとまった、まさに人間力こそが強さの原動力なのだ。
それが分からず数字やらにばかりとらわれている盲目の外様人たちよ、そこを肝に銘じて来期、また王者に向かってくるがよい!