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2005年06月11日

大いなる野望

現プロジェクトは一応新規開発ではあるんやけど、共通コンポーネントとして別のパッケージ開発で使われていたものを再利用することになっている。
いやプロジェクトに入った当初に渡された共通コンポーネントの仕様書らしきものを見てる限りでは、なかなか立派なんじゃないのぉ〜とかって思ったもののいざVSSからソースを落としてのぞいて見ると・・う〜ん、口惜しい・・かつて自分が関わってきたいくつもの.NETプロジェクトで共通して言えることなのだが、ぶっちゃけて書けば全てEnterpriseLibraryで置き換えられる程度の機能・品質しか備えていない。
まぁ自分らが開発したものもその例に漏れずではあるんやけど、あん時はまだEntLibなんてなかったかんね!
大体何を勘違いしているのか知らんが世のちょっと経験のあるエンジニアさんらはフレームワーク(実態はなんの枠組みすら提供していない・・)という言葉を乱発して共通コンポーネントを作りたがる帰来がある・・業務アプリケーションに対するモチベーションとは段違いなくらいに(^^;でもねぇ・・こういうのってより広範に使われてだし、そしてその後も継続して保守し続けながらも設計当初の理想に燃えた汎用性、再利用性を保つってのはぶっちゃけかなり難しいと思うよ。

ってことを考えている時に某大手のSIerがSeaser2を全面的に支援するという記事を見つけたのだが、
なんともすばらしいことだねぇ〜なるほどこういう形で組織自体を啓蒙していくってのも大事なんだよなぁ〜と記事を読んでて思った。


Posted by GAMMARAY at 2005年06月11日 01:48 | TrackBack
Comments
> 大体何を勘違いしているのか知らんが世のちょっと経験のあるエンジニアさんらはフレームワーク(実態はなんの枠組みすら提供していない・・)という言葉を乱発して共通コンポーネントを作りたがる帰来がある ありますね、こういうの。抽象クラスが一つもないフレームワークだとか、ユーザーコントロールの集合だとかを平気でフレームワークと呼んでいたりもしますね。 まずはフレームワークに対する認識をきちんとすることから始めないといけないのでしょうね。 Posted by: 中西庸文 at 2005年06月11日 11:50
そうなんですよ〜 ほ〜〜〜っんとに多いんですよ。 EntLibでもN*でも適切に導いてあげることが出来るリーダー的な存在が現場にいさへすればなぁ・・って思います。 せめてNAgileやEntLibでは中西さんや自分が旗振り役をこなしてなんとか業界に風を起こせればなぁ〜なんてのもまた野望ですね(^^) Posted by: GAMMARAY at 2005年06月11日 13:17
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