ラストサムライに触発されたのか、徹底的に騎士道を追求した内容になってはいるが、十字軍を一方的に美化するのではなくイスラム側も公平に描いていた点には好感が持てる (やや両者とも物分りが良過ぎる帰来はあるけど・・)。
戦闘シーンはさすがにリドリー・スコットと言わんばかりの迫力であるが、高揚感はそれほど高くない・・この手の群集モノへの慣れというのもあるんだろうが、ロードオブザリングのような劇的なシーンが欠けていたことが原因だろうか。
この時代の背景を理解していればそこそこ楽しめるだろうか、逆にまるで分からないとやや難しく感じることもあるかもしれない。