フルCG映画と言えば日本映画史上空前の失敗作「ファイナルファンタジー」が思い浮かぶが、こちらはトゥーンシェーディングを使ったアニメ画調。
物語はSFアニメにはよくありがちなバイオメトリクス&世界の崩壊うんぬん系であるが、シナリオは丁寧な作りで○
CGのクオリティもメカや建築物であれば問題はないが、人を描くとなるとトゥーン独特の明暗がクリアになり過ぎる問題が露骨に出でしまい辛い・・あと場面によっては動きに重さ(重力)を感じないシーンもあるのだが、これは作ったデザイナーの技量が揃ってなかったからなのだろうか?
まぁなんせにせよ同時期になりもの入りで公開されたイノセンスやスチームボーイよりはマシだと思う。