「重要なのはそのモデラーの持つ知識・意図であってツールや表記法(モデリング言語)を使いこなすスキルが重要なわけではない」
というスタンス(よりその知識・意図を明確に表記したいという意味で)からMSは自身が目指すモデル駆動型開発においてUML2.0ではなくて、DSL(Domain Specific Language)を採用することを決めたというのはTeamSystemやらの記事を見てれば分かる。
OMGが提唱するMDA(Model Driven Architecture)においては、UML2.0が大きく関わってくることになるが、VSTS以外のモデル駆動型開発を支援するツールでは前者のアプローチが増えることが予想される。
だが米Borland,.NETユーザー向けモデリング・ツールの新版を発表という記事でBorlandが目指すように、
「高度な企業用設計ではUML,特定のサービスやコンポーネントにはDSLを使いたい,またはその逆のパターンで使いたいと考える開発者がいるかもしれない。Microsoft社はUMLではなくDSLに焦点を当てているため,同製品はMicrosoft社にとっても利用できるだろう」
という"らしい"住み分けってこともあるわけか。
あれ?最後の数行を見落としてた(^^;
「米Forrester Researchの調査結果によれば,企業による.NETの導入が増加している。企業の意思決定者の50%以上が.NET開発技術の導入を予定している。」
これも潮流ってことですな。