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2005年01月29日

アジャイル設計

先日購入した「アジャイルソフトウェア開発の奥義」を試験勉強の合間に少しずつ読んでるんやけど、この書籍を読んでてつくづく思うが、自分も以前から感じていた疑問に対する答え又は例が次々と出てくることにまずは驚いた。

UMLダイアグラムは設計の一部ではあるが、設計そのものではない
プロジェクトに途中から入ると巨大なクラス図を見せられることがある・・これは読み解くのも難解だが、いざソースを書いていくと少しの仕様変更によって、いとも簡単に崩壊していくことがよくある。
それは往々にして"未来の為の備え"と称しての過剰設計 (過度のデザインパターンの当て嵌め等) や、最初に静的設計ありきでそれ以降の変更は極力許さないというオブジェクト指向設計を絶対とする考えが根底にあることが多いように思う。

前半部分によく巷のオブジェクト指向入門書籍で取り上げられているShape(図形)を表す継承サンプルを例にして顧客の仕様変更によって、いとも簡単に設計が崩壊していく様が取り上げられている。

私を一度欺く者には恥あれ、私を二度欺くことあらば私に恥あれ
まずは不必要な複雑さが入り込まないようにシンプルに設計を行い、結果として仕様の変更が起こった時になってはじめて、同じような種類の変更があった場合を想定して、デザインパターンなり抽象設計なりを導入するべし。

自分が以前面談でストイックさんに話したのは、このことを言いたかったわけだ。
(もう少し早く読んで、頭の中を整理しておけば良かった・・)

それにしてもこの書籍はすんばらしいなぁ〜まさに奥義書だわ(^^)

Posted by GAMMARAY at 2005年01月29日 17:49 | TrackBack
Comments
かうよー Posted by: たつごろー at 2005年01月29日 18:10
いいでしょう、奥義! 2度3度と読み返してみても新たな発見があったりします。 Posted by: 中西庸文 at 2005年01月29日 20:21
良いですね〜マジでコレ。 それに読んでて楽しいですよ(^^) Posted by: ichikawa at 2005年01月29日 20:31
この本、私も好きですね。 Posted by: afukui at 2005年01月29日 21:02
afukuiさんのBLOGにもド〜ンと紹介されてますね(^^) Posted by: ichikawa at 2005年01月29日 22:45
2箇所いったけど、売ってなかった。 明日都会で買うことにします。 Posted by: たつごろー at 2005年01月30日 14:53
大きいとこじゃないと売ってないみたいですね 大手町の紀伊国屋にも置いてなかった時はちょっとびっくりしましたが。 Posted by: ichikawa at 2005年01月30日 15:52
奥儀ではなく奥義なのですね!? 会社の経費で買ったのなら、自分にも廻して下さい! Posted by: Overmars at 2005年01月31日 01:03
奥様ではないぞ(^^) 貸すのは一向に構わんってか是非貸したいくらいやけど、ぶっちゃけデカイぞ、まさに広辞苑級。 Posted by: ichikawa at 2005年01月31日 11:13
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