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2005年01月08日

4-4-2

4-4-2って話
これって別にサッカーのフォーメーションの話じゃなくて、昨日プロジェクトのメンバーらと丸の内オアゾに昼飯を食べに行った時の会話で人生の配分は「仕事 : 4、 プライベート : 4、 家事等その他 : 2」がベストだという話があったのだが、なるほど確かにこれは理想的な配分だな。
ただこの業界は一年を通して閑忙差が非常に激しく、時期によっては8-1-1の時期もあれば1-7-2なんてこともザラにある、多くの人が一定期間はほぼデスマーチ状態に陥り、リフレッシュの為に一定期間の休みを取るという状態になっているのが現状で、結果として無理やり一年を通じて4-4-2にもっていったりというなんとも歪な体制になってしまっている。
こういった話を最近ちょくちょく聞く機会があったのだが、冷静に俯瞰してみるとこの業界はやはり向き不向きが極端にでる業界だと思う、故に別の業界への転職希望者、少しでも良い環境をということで同業種内で転職を繰り返す人、逆に間口の広さもあってか、あらゆる業界経験者が飛び込んでくる業界でもある。
故に個性的な人間が集まっていると感じることもあり、こういった人達と話すのはとても楽しい(^^)
自分のように割と天職かなぁ〜と思ってる人間にとって4-4の境目がややあいまいな感もあるけど、4-4-2ってのは、イングランド代表が誇る伝統的なフォーメーションだけの用語じゃないんだと、ちょっと面白かったって話。

そう言えば大学時代に受講した日本経済論では、

日本経済を支えてきた建設業の衰退によって生じる余剰労働人口はIT業界が吸収することで結果的に平準化される

という考え方があるらしいが、当時は必要とされるスキルが違いすぎることから自分はこの理論には否定的だったのだが、実際に業界にきてみると強ち間違っているとも言えないと思ってきた。
単純な業界規模と成長力の類似性ってのもあるけど、ソフトウェアと建築にはアナロジーが存在するというアーキテクトの根本理念に触れるにつけ、だんだんと意識するようになってきたというのもある。

まぁそれだけ日本の基幹産業になってきたと取れなくもないが、盛者必衰の理の如く、いずれはこの業界も・・
いやいや、広義的意味でのハードウェア全盛だった人間の歴史において、ソフトウェアの時代なんてまだ始まったばかりだしな、いやほんとまだまだこれからっすよ。

Posted by GAMMARAY at 2005年01月08日 12:01 | TrackBack
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