TOP
PROFILE
MUSIC TUNE
BBS
LINK

2004年12月15日

AAfNに疑問

AAfNを読まれた方なら知ってるとは思うけど、.NETを使った基本的なレイヤー構造においてAAfNはプレゼンテーション層(UI、UIP)をトランザクション境界内に入れることを否定しており、トランザクションルートの設定も否定している。
しかもそういったトランザクション制御はビジネス層(BC)をCOM+サービス化し、GACに登録すべしとの見解が明記されている・・これはMSDNのEnterpriseServicesの解説ページにも書いてある。
と言ってもEnterpriseServicesの利用においてGACへの登録は必須でなく、CLRが型解決できればプライベートアセンブリとしても問題なく動作するわけで、GACへの登録はビジネスロジックの再利用という意味合いが大きい。
でもアプリケーションを跨いだビジネスロジックの再利用なんて今までやったことも検討議題として挙がったことすらないし、手間を考えたらTransactionディレクティブを使った方が正直COM+カタログへの登録うんぬんの手間もない。
AAfN的に、まずはUIをトランザクションルートに設定し、必要に応じてBCで分離レベルを設定しトランザクションを新規で発生させるかどうかの制御をするというやり方はNGなのだろうか?

まぁそんなのシステムの要件次第と言われればそれまでなんやけど、去年の今頃からはじまったあるプロジェクトでも同様の議論を別プロジェクトの開発リーダーとやったことがあり、それをふと思い出したのでちょっと書いてみた。
そのプロジェクトではテーブル、ビュー単位で型付DataSetを作っており、しかもそれらテーブルへのアクセスを型付DataSetに直接記述していた・・なので型付DataSetの数だけCOM+カタログに登録されていたことからメンテナンスが大変そうだったんだよなぁ・・
(しかもGUIDを自動採番にしてたので、リビルドをする度に同じコンポーネントのバージョン違いが山のようにカタログに登録されていた・・)

Posted by GAMMARAY at 2004年12月15日 11:16 | TrackBack
Comments
Post a comment









Remember personal info?