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2004年10月13日

ANDの思考

ITProで興味深い記事を見つけた、
「あなたは××派?」はやめよう――「ANDの才能」を生かす
こういっちゃなんだけど自分は白・黒という極端思考法がモロに当てはまる人間で、あまり興味がないことについては結構真摯に人の言うことを信じるんやけど、自分にとって興味のある対象については途端に極端思考法に陥ってしまう帰来がある。
これをORの思考と記事の中では引用しているが、こちら側にも多少の言い分はある。
ORの思考に陥る為には、そのどちらかについて拘り(又は愛着)があるからこそできるわけであり、昨今の何の拘りも持たない常に中道な大半の人達よりもはるかにマシだと思ってもいる、だがこれが極端に過ぎるとそれは視野と選択する余地を狭める結果になるということなんだろう。
ただなんの根拠もない他者への中傷の意をもったOR的発想については強く否定すべきだけどね。

ソフトウェアの匠の中の”萩原 正義のシステム・アーキテクチャ論”においても、「アーキテクトは一つの技術に固執してはいけない 」とタイトルで書いておられる通り、自分の目指すべき道がアーキテクトの高みであるなら、ORの発想よりも、ANDの発想こそが大事なんだと改めて認識しました。

追記
これは全部揃ったら熟読すること > 俺
羽生田栄一の「デザイン・パターン論」

Posted by GAMMARAY at 2004年10月13日 12:56 | TrackBack
Comments
大変興味深い記事ですね。楽しく読ませてもらいました。 羽生田さんの「デザイン・パターン論」も今読みかけてます。 有益な情報を有難うございます♪ Posted by: 中西庸文 at 2004年10月13日 16:16
日ごろ中西さんからはNWikiやmixiで本当に貴重な情報の数々を頂いてますからねぇ(^^) でも自分にはずっしりときた記事でした・・ Posted by: GAMMARAY at 2004年10月13日 17:28
比較対象の両方の長所と短所を認識した上でのORの思考はありかなという気もします。 孫子の言葉で「彼を知り己を知れば、百戦して殆からず、彼を知らずして己を知れば、一勝一負し、彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し。」というのがありますが、両方の事を知ってはじめてトレードオフができるのかなと。 Posted by: 中西庸文 at 2004年10月13日 21:27
あ、あ、まさにそれです!自分が言いたかったこと! 孫子を引用されたのは中西さんがはじめてですよ〜、さすが!! Posted by: GAMMARAY at 2004年10月13日 22:06
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