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2004年07月14日

嗤う伊右衛門

嗤う伊右衛門 これが蜷川演出ってやつか。
この映画全編を通してエネルギーがほとばしっており、息つく暇もない・・映画を観たというよりは、何か別の次元の映像にのめりこんだような感じだ。
それに答える唐沢寿明、小雪の演技も鬼気迫るものがある、小雪が真実を知って豹変するシーン、唐沢寿明が最後にじっと静止するシーン・・この間まばたきすら出来なかった。
ブラウン管を通した映像ですらこれだけの痛み、情熱、狂気が伝わってくる蜷川幸雄という強烈な個性・・この人の作品は観る側ですら覚悟を要求される。
ラストにその世界観が現れた時、蜷川の世界から現実の世界に連れ戻された・・これって確信犯で撮ったのだろうか・・

嗤う伊右衛門

Posted by GAMMARAY at 2004年07月14日 10:55 | TrackBack
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