村上龍原作の映画化。
別に昭和の歌謡曲をドキュメンタリータッチで紹介する記録フィルムでは決してなく、おばちゃん軍団 vs 若者チームで殺しあうという過激なんだか、お笑いなんだか良く分からない内容になっている。
B級の割にはそれなりの役者が出演してるあたりが地味にただ者ではないのだが、まぁこういうシニカルなノリが好きかどうかで評価は分かれるのだろう。
ただ最後は「太陽を盗んだ男」でも「東京原発」でも似たようなオチなので、もう少しひねりが欲しいとは思う。
なんでも木っ端微塵にふっ飛ばせばそれでおしまいでは、な〜んの進歩もない。