今日は前のCG会社の人たちと飲み in 四ツ谷。
まぁあちらの会社自体は悪い意味でいつも通りの過酷な労働条件で頑張っているらしいが、自分が昔あの会社にいた時は、仕様変更、追加があっても例外なくサービスでやってしまう体質に嫌気がさしていたものだが、こっちの業界に来て気づいたことがある。
それはIT業界では 顧客自身もある時期以降の仕様変更や追加がある場合、それなりの対応即ち別料金の発生を覚悟している場合が多いが、CG業界ではそういった体制が業界として定着してない、というか概念自体がないということ・・ちょっと分かりにくいかもしれないが、前提としている条件が違う以上CG業界とIT業界でやり方が違うのはしょうがないのかもしれない・・過酷な状況でも働いているエンジニアやデザイナーにとっては悲劇ではあるが・・
突然話は変わるが、ちょい前に紀伊国屋でクォータニオンについて書かれた書籍を見つけた!
クォータニオンってのはあまり聞き慣れない言葉だと思うが、これは四元数のことで実数と虚数の組み合わせだったかな?ちょっと詳細は忘れてしまったが、主に人体の動作シュミレーション等で用いられる数学の一分野である。
何故こういうことを書くかというと、学生時代にCG理論から描画エンジン(RacerX)を自作し製作したレンダリングツール"GAMMARAY"が唯一理論から実装できなかったのがモーションシュミレーションで結局クォータニオンで挫折したことが大きかっただけに、ずっと心のどこかで引っ掛かってたわけだ。
あの当時もしこの書籍が存在していたら、最終選考で勝ち抜いたのは自分の作品だったかも・・ってそっかGAMMARAYは企画点が低かったんだった(^^;