「オトナ語の謎 - オレ的にはアグリーしかねるんだよね。 -」より。
「きんきんにとんとんにしたいのですが、ゴタゴタ続きでばたばたしておりましてカツカツというのがいまいまの状態ですからコミコミとなると無理無理やるしかないんですよねぇ・・」
ある男女の別れ話
男
「いつもお世話になっております。
えー、さっそくではございますが今回は、お別れのご提案でございます。
といいますのも、先日ワククシ夏期休暇を利用いたしまして郷里に戻ってまいりました。
その際にですね、今年のゴールデンウィークの帰省のときについナニした同窓生、え、こちら仮にA子さんといたしましょう。
彼女からですね、その・・ジュニアができた、というご報告を受けまして・・もう時期が時期だけに物理的に待ったナシとのことで、きんきんに身辺整理し、その結果をフィードバックするようにというのが先方さんのご要望でして・・。
ここはひとつ泣いて頂けませんでしょうか?」
女
「そういうことでしたら婚姻届はそちらで破棄してもらってけっこうです。
まぁ、今はちょっとアレですが、きんきんに婚約指輪もお返しできるかなと思います。
ただ、今後良い意味で弁護士さんがお邪魔することもなきにしもあらずかと・・
下手に現場レベルで動くと火だるまになるんじゃないかって声も聞こえてきますし、いずれにしても言った言わないの問題になるとなんですので、ご挨拶だけでも。」
仕様です。
「あの、音声にノイズがまじるんですが?」
「仕様です。」
「中心部が以上に熱くなるんですが?」
「仕様です。」
「ときどき煙がでるんですが?」
「仕様です。」
「たった今火を噴きました!?」
「・・・仕様です。」
次元
「それはまた違う次元の話でして」
「利益を度外視した次元では?」
オトナは軽々と次元を超越するのである。
世界
「いや、もう、ほぼオッケーっていう世界なんですが」
「我々だけではどうにもならない世界があって」
「あとはクライアントがどういうかの世界ですねぇ」
オトナは色んな世界に住んでいるのだ。