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2003年12月23日

2作目の4つ星作品を観賞

映画雑誌PREMIEREの映画レビューで全レビュアーが満点の4つ星をつけた作品が2作あり (1作目はヤンヤン夏の思い出) 今回は2作目のシティ・オブ・ゴッドを観た。
この作品、下手をすれば相当残虐な映画になったはずだが、不思議と全く嫌悪感を感じないのである・・小学生が平気で銃をぶっ放し、スーパーや銀行で強盗を行い、ドラッグを裁いている・・もうここには神も仏も存在しない、タイトルが皮肉にしか聞こえないような街なのだが、その子供達がなんとも生き生きとしているのである。
決して暴力を美化しているわけではない、ただ彼らは子供としての無邪気さを思う存分に発揮しているだけで、彼らにとってはそれが日常でしかないだけなのだ。
ただこの街にいる限り、最後は絶望しかない・・そこから這い上がろうとするもの達がいて、しかし最後には暴力や誘惑に屈してしまう・・この映画を観た視聴者達は、無邪気な子供達に救われた気分になるのではないだろうか?
しかしこの映画は”事実に基づいた物語である"というテロップを見た時、これが現実かと思うともう悲壮感しか感じなくなる・・

PREMIEREの4つ星はただの良い映画というだけでなく、強烈なテーマがある。
こういった作品を見つけ正当に評価するあたり、映画評論家には頭が下がる。(いつもではないが)
また次の4つ星が現れるのを心待ちにしていよう。

シティ・オブ・ゴッド

ちなみに一緒に観たチャーリーズエンジェル フルスロットルもオススメ。
ってかこのシリーズは今後もず〜っとオズズメ(^^;

Posted by GAMMARAY at 2003年12月23日 00:34 | TrackBack
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