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2003年12月09日

ただ反対すりゃ良いってもんでもなかろうに

本日、自衛隊派遣の基本計画が閣議決定されたらしい。
夕方あたりから始まった小泉総理の発表を全チャンネルが臨時番組で中継していた。
世論としては7割の国民が反対らしく、その意見も様々なようで。
「これ以上日本人を殺すな」
「米英の占領政策を止めさせるのが先」
「非戦闘地域をもう少し見極める必要がある」
などなど、日本人を殺すなって言ったってならその身代わりとしてアメリカ人や韓国人が死ぬのは良いのか?自衛隊が行かない分だけ何処かの国が役割を肩代わりしなきゃいけないんですがね。
占領政策って戦争があった事実は今更変えようがないわけだし、ここで米英が退いたらどこの国が後を引き継ぐのよ?国連っていったって実体はアメリカでしょうが。
非戦闘地域の見極めってのも良く分からん・・危険地帯を極力排した挙句、奇跡的に絶対安全と言える地域があったとしてそこに自衛隊を送る必要があるのかね・・そこまで安全ならNGO団体でも問題ないだろうに。
湾岸戦争で金だけ出して何も貢献しなかったと揶揄された挙句に政府の対策を非難し、いざ自衛隊を派遣するとなると一斉に反発する・・結局この国は日和見主義が染み付いてるんだろうな。
まぁこれを過去の大戦のトラウマって言えば聞こえは良いが・・

どうせ非戦闘員でも否応なくテロの標的にされるのなら、中途半端な規模・装備で展開するのではなく徹底的にテロを圧倒できるだけの規模・装備で行くのもひとつの案じゃないのかな。
トラック一台ならテロの標的にされても、その両脇を装甲車で固めれば向こうも迂闊には近づけないという考えはあまりにも安直かもしれないが、一定の抑止効果にはなると思う。
600人規模で申し訳程度の軽装備ってのは、色々な意見を考慮した結果なのだろうが、その中途半端さが逆に自衛隊を危険にさらすことになりはしないのかねぇ。

とにかく何事につけてもそうだが、批判はすれどそれに対する議論や代替案の提示ってことをしない人があまりにも多すぎるってことを言いたかったわけ。
これは別にイラク派遣どうのこうのだけじゃなくて、日常的に言えることではあるが。

Posted by GAMMARAY at 2003年12月09日 20:31 | TrackBack
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