コッポラと深作欣二が日米双方の側で監督をしたというだけあって両軍ともに違和感がなく、真珠湾攻撃にいたるまでの駆け引きや緊張がリアルに伝わってくるところはさすが。爆撃シーンなどはCGゴリゴリの「パールハーバー」よりも、本当の戦艦や雷撃機を使用して撮影された本作はすばらしいの一言だ。この時期の戦争映画はどれもパワーがある。
トラ・トラ・トラ!