黒沢作品のリメイクは大抵そうなのだが、何故にもっと泥臭く作らないのだろう?いやこれは黒沢作品だけでなく、例えば戦国自衛隊などにしても言える。往年のファンは泥にまみれて、風呂にひと月も入っていませんみたいな風貌で、ばっさばっさと悪人をやっつける泥臭さにこそ惹かれているわけで、小奇麗な主人公が出てきてもしらけるだけだ。
リメイクの目的が、往年の名作を今風にアレンジってことであれば、よほどのビジョンがない限りは止めた方が良い。実際この手のリメイクは興行もボロボロのようなので、もっとファンにニーズを把握してから企画してほしい、