単純な貞子系ゾンビ映画が濫立する昨今にあってこだわりのホラー映画をリリースし続ける黒沢監督のように存在はとっても貴重だ。 今作も正直分かりやすい内容ではなく、出演者の倒錯と混乱をホラーと絡める独特の内容だが、今のJホラー全盛の時代にあっては逆に真新しく感じられる。 今後も黒澤監督にはブームに迎合することなく、わが道を歩んでほしいと切に思う。
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